千葉県にある市川市動植物園で、サル山の群れ入れを目指して奮闘しているニホンザルのパンチくん。日々頑張るパンチくんやサル山のために、少しでも力になりたいというファンの声に応える形で設立された寄付窓口「#がんばれパンチ サポーターズガイド」の公式サイトが更新され、令和8年8月2日時点での寄付総額が6,400万円(64,709,646円)を突破したことが分かりました。
「オランママ」との姿が世界中で話題に 広がる支援の輪
昨年7月の猛暑の日に誕生したパンチくん。母ザルがパンチくんを育てることができなかったため、2人のサル山担当飼育員によって人工哺育で育てられました。

お母さんにしがみついて育つ子ザルは、何かをつかむことで安心感を得ると言われています。そのため、飼育員がパンチくんにもさまざまなものを与えたところ、一番気に入ったのが「オランママ」ことオランウータンのぬいぐるみでした。
そして今年に入り、パンチくんは少しずつ群れ入れに挑戦。オランママを抱きしめながらサル山にいるパンチくんが来園者の目に留まり、そのかわいい姿がSNSで拡散され、世界中で大きな話題となったのです。

なにかパンチくんにできることはないのか…
「少しでもパンチくんのためになりたい」という寄付の申し出が殺到したため、市川市動植物園はその気持ちの受け皿として、「#がんばれパンチ サポーターズガイド」を発足しました。
当初は5月末までの予定でしたが、引き続き寄付があったことから受付期間を年末まで延長。その総額は増え続け、ついに6,400万円を超える大きな支援の輪となりました。

皆の思いが形に サル山の環境整備が続々と進行中
集まった寄付金は、パンチくんやサル山の仲間たちが快適に暮らすための環境整備に活かされる予定です。すでに7月上旬には第一弾として、サル山バックヤードへのエアコン設置が完了しました。
さらに、9月には日よけ等を設置する大規模な工事も予定されています。市川市動植物園の公式Xによると、「サル山に日除け等を整備する工事のため、9/1(火)~18(金)の期間、サル山は観覧不可となります」とのこと。工事の進捗によっては、観覧不可の期間が変更になる場合もあるそうです。
年末まで寄付の受け付けが延長され、パンチくんと仲間たちを想う温かい支援の輪は、これからもさらに大きく広がっていきそうです。

■市川市動植物園公式サイト #がんばれパンチ 市川市動植物園への寄附についてのご案内
ライターコメント
オランママにぎゅっとしがみついていた小さな命が、これほどまでに大きな支援の輪を広げるなんて本当にすごいことだと思います。皆さんの温かい思いが、エアコンや日よけといった目に見える形でサル山の環境改善に繋がっているのも素晴らしいです。9月の工事期間中は少しの間パンチくんに会えなくなりますが、さらに快適になったサル山で元気に遊ぶ姿を見られる日が今からとても楽しみです。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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