『風、薫る』でシマケンこと島田健次郎を演じるAぇ! group・佐野晶哉さん

NHK朝ドラ『風、薫る』(125)シマケンとりん、ついに本音をぶつけ合う

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エンタメ

女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第125話が18日放送され、りんと、かつて心を通わせたシマケンこと島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉さん)が、生死の境で本音をぶつけ合う終盤の大きなヤマ場となり、Xではこの日、「風薫る」「シマケン」などのワードがトレンド入りするなど、最終週を前に大きな反響が寄せられました。

シマケンに懸命な看護を行うりん

胃がんの手術を受けて術後療養中のシマケンはぐったりと布団から起き上がろうとしました。それに対し、訪問看護を行うりんは、「あぁ、そのままの状態で」と制し、素早く横に座ります。

「どうされましたか?」と優しく問いかけるりんに、シマケンは「ちょっと吐き気が…」「(腹部の)上の方が…(痛い)」と訴えました。りんは熱と脈を確認。不安を隠せない甥の文史朗(蒼井旬さん)の気持ちをほぐしながら、手拭いを持ってくるよう頼みました。

水分しか摂れない状態に衰弱するシマケン

「いい子ですね」というりんに、シマケンはうなずきます。りんが「何かしてほしいことがあれば何でもおっしゃってください」と話しかけると、シマケンはうつろなまなざしで「ありがとう…」と言葉を絞り出しましたが、りんには、その言葉が胸に迫りました。

懸命な看病にもかかわらず、シマケンの体調は悪化。熱は38度2分まで上がり、食欲もなく、2日間、水分しか摂れない状態に陥りました。

虎太郎の言葉に力なく笑うシマケン

直美は帝都医科大病院へ連絡。医師の藤田邦夫(坂口涼太郎さん)が急いでシマケンの元を訪れ、急性胃腸カタルと診断しました。りんの幼なじみ・竹内虎太郎(小林虎之介さん)も心配して駆けつけ、食欲増進に効く漢方薬を渡しました。そして、衰弱したシマケンに、「あんた努力しすぎだ」と言葉をかけると、シマケンは力なく笑いました。

見送りに出た藤田に、りんがシマケンの状態について聞きます。藤田は「今後の経過によっては命に関わる場合もあるかもしれない。とにかく水分を取らせて」と助言し、「あんな手術を乗り越えたんだ。ここで命を落とすわけにはいかない。…が、私ができるのはここまで。後は頼む」と言い残し、シマケンをりんに託しました。

熱に浮かされながらりんに本音をもらすシマケン

夜、高熱にうなされるシマケンの脈をとりながら、りんは「シマケンさん。頑張ってください」と声をかけます。

「がん(ばっ)…てる…」と答えるシマケンに、りんは「そうですよね、もう、十分頑張ってますよね」と語りかけます。シマケンは熱に浮かされながら、「なん…何で…来て…ほしかった…。一緒に…。連れていき…たかった。離したくなかった!手を…」と、長年胸に秘めていた本音を漏らします。

「言葉が足りないよ、シマケンさん、いっつも!」

看護婦であることと、シマケンへの愛情の狭間で揺れるりんの感情がそこであふれ出し、シマケンの手を強く握りました。「…なんで(と聞きたいの)は…私の方です…。なんで言わなかったんですか?言ってくれたら…言葉が足りないよ、シマケンさん、いっつも!いろんな言葉知ってるはずなのに、大事なことはちっとも…。なのに今…ズルい!」と、胸につっかえていたことを告白しました。

「意地張り切ってよ、張り切って生きてよ」

シマケンは「…ズルいか」と申し訳なさそうに笑いました。

りんは「ズルい…何で今さら、はぁ…ねえ、あの時、意地張ったんだから。意地張り切ってよ、張り切って生きてよ。文史朗くんのために生きて、頑張ってもっと頑張って生きて!生きてください」と涙ながらに訴えました。りんの悲痛な叫びに、シマケンが「ガッコ…。文史朗…学校へ」と返すと、りんは「わかりました」と言いました。

「おはようございます」と挨拶しあう二人

夜が明け、朝の日差しが部屋を照らし始める頃、目を覚ましたシマケンに、りんが「おはようございます」と穏やかに微笑みかけます。それに対し、シマケンも「おはよう…ございます」と応じました。

シマケンは峠を越えました。生死の境をともに乗り越えたことで、心に溜まっていた2人の澱も消えたかのような晴れやかな表情がそこにはありました。

最終週予告

最終週「道標」(第126話~130話)の予告は、直美が「その多少の人たちを知っていただきたいんです」と訴えるシーンから始まりました。相手は内務省衛生局の柳生藤次(中村倫也さん)で、「私が?」と短くつぶやきました。

その後、りんが看護するリウマチを患う宮川佳枝(相田翔子さん)が「すごく怒ってるの!」と珍しく感情を爆発させるシーンが続き、寛太(藤原季節さん)が「生き延びてやるよ」と不敵につぶやきました。さらに、白髪交じりになった医師の今井益男(古川雄大さん)が久々に登場。「あの目に応えるのは容易ではない」という言葉とともに、その姿が映し出されました。

そして、シマケンがりんに「本を書いてみるのは、どうですか?」と助言。りんが看護に関する本を執筆する展開をうかがわせ、最後は、原稿に向き合うりんの姿で締めくくられていました。

SNS「無事で本当に良かった」「涙が止まらない」

『風、薫る』の第125話の放送に対し、SNSでは、視聴者から様々な反応が寄せられています。

SNSの反響まとめ

【分析データ】
調査対象:公式X(旧Twitter)に寄せられた関連コメント
期間:9月18日(金)8:15~10:00 (サンプル数: 250件)
手法:テキストマイニング

  •  感動 (42%)
  •  寂しさ・惜別 (28%)
  •  安堵・喜び (18%)
  •  期待・興味 (12%)

「朝から大号泣!」命懸けの本音告白に感動と安堵の声
病状が悪化したシマケンが、りんへ秘めていた本音を打ち明けるシーンに視聴者は釘付けに。「涙が止まらない」「無事で本当に良かった」と、死の淵を乗り越えてようやく心が通じ合った2人の姿に感動と安堵の声が殺到しました。互いを想うゆえのすれ違いを経てたどり着いた純愛の描写や、難しい役柄を見事に演じきった佐野晶哉さん(24)の演技力にも、惜しみない称賛が寄せられています。
「あっという間の半年…」早くも広がる朝ドラロスの予感
いよいよ次週で最終回を迎えることに対し、「始まったと思ったらもう終わりなんて」「毎朝の楽しみがなくなるのが寂しい」と、早くも作品との別れを惜しむ声が続出。半年間を振り返り、素晴らしい物語を紡いできたキャストや制作陣への深い感謝と労いの言葉があふれています。
「今度こそ幸せに!」2人の穏やかな未来を願う熱いエール
最終週を目前に控え、ファンの最大の関心はりんとシマケンの2人の行く末に集まっています。「手を取り合って幸せになってほしい」「穏やかな時間が待っていてほしい」と、波乱万丈な人生を歩んできた2人の復縁やハッピーエンドを強く祈る声が多数上がっており、物語の完結に向けた視聴者の期待は最高潮に達しています。

ライターコメント

互いを想いながらもすれ違い続けてきたりんとシマケンが、死の淵という極限状態でようやく本音をぶつけ合った第125話。りんの「意地張り切って、張り切って生きて!」という涙の叫びには、画面の前で一緒に涙した方も多かったのではないでしょうか。ついに峠を越えて穏やかな朝を迎えたシマケンと、本を執筆することになりそうなりん。来週はいよいよ最終週です。波乱万丈な人生を歩んできたりんと直美がどんな「道標」を見つけ、どのような結末を迎えるのでしょうか。半年間の集大成を最後までしっかりと見届けたいと思います。

『風、薫る』過去記事

NHK朝ドラ『風、薫る』(124)シマケンに異変 りんの元に届いた急報

NHK朝ドラ『風、薫る』(123)シマケン38歳、病床に伏す

NHK朝ドラ『風、薫る』(122)ツヤさんの未来に新たな展開

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