茨城県日立市、太平洋を望む「かみね公園」の一角にある「日立市かみね動物園」。1957年に開園し、長く地元の人たちに親しまれてきた動物園です。9月27日、ここで8月に生まれたばかりのアメリカビーバーの赤ちゃん1頭が亡くなりました。生まれてから、わずか41日でした。
子育て上手な両親のもとに
赤ちゃんが生まれたのは8月17日です。父親「コウコウ」と母親「希」のあいだに、2頭の赤ちゃんが誕生しました。同園でアメリカビーバーの赤ちゃんが生まれたのは、これで3回目です。
誕生を知らせたとき、園は公式サイトで「子育て上手な両親ですので安心して任せられます!」と伝えていました。赤ちゃんたちは展示場の奥の部屋で両親と一緒に過ごし、外に出る練習をしていたそうです。

泳いだり、枝をかじったり
亡くなったのは、2頭のうちのメスの赤ちゃんです。園によると、元気に動き回る姿を見せてくれていて、最近では泳いだり枝をかじったりと、「ビーバーらしい姿」も見られるようになっていたそうです。
ただ、体重が思うように増えませんでした。そこで飼育員が人工哺乳に切り替えて育てていましたが、9月27日に亡くなりました。死因は消化器不全だったということです。

「生まれてきてくれてありがとう」
園は公式Xで、「短い間でしたが、見守ってくださりありがとうございました」と報告。同園の公式Xには、たくさんのコメントが寄せられていました。
「先日…親子で仲良くお昼寝していたのに」と、元気だったころの姿を思い出す人も。「せめて名前をつけてあげたかったですね…」という声もありました。そして何より多かったのは、「生まれてきてくれてありがとう」という言葉でした。
■日立市かみね動物園公式サイトより:「アメリカビーバーの赤ちゃんが亡くなりました」
ライターコメント
泳いだり枝をかじったりと、ビーバーらしい姿が見られるようになった矢先のことでした。生まれてから41日。体重が増えないなか、園は人工哺乳に切り替えて育ててきました。親子でお昼寝する姿を覚えている人もいて、公式Xには「生まれてきてくれてありがとう」という言葉がたくさん寄せられています。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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