「まるで映画の世界へ飛び込んだかのよう」――。東京・新宿の常設VRシアター「Storydive Theater WAHHHP(ストーリーダイブ・シアター ワープ)」で、10月23日より、誰もが知るあの豪華客船の最後の時間を追体験できる没入型VR(仮想現実)体験「タイタニック 〜時を越えた残響〜」がスタートしました。水深3,800メートルの深海探索から1912年の処女航海まで、足がすくむほどリアルな圧倒的没入感。その全貌を筆者が実際に体験しましたので、その様子をレビューします。

時空を超えた圧倒的没入感 1912年のタイタニック号へ

歴史的考証と最新のVR技術が見事に融合した本作。体験者はまず調査潜水艇に乗り込み、大西洋の水深約3,800メートルに眠るタイタニック号の残骸を探査します。
その後、時を遡り1912年の処女航海へとタイムスリップ。当時の乗客の一人として、活気に満ちた船内を巡りながら、タイタニック号の最後の時間を追体験していきます。

熱気あふれるボイラー室や、きらびやかな大階段で奏でられる生演奏など、目の前に広がる光景はまさに映画の世界そのもの。細部まで作り込まれた圧倒的な臨場感に、思わず息をのみます。
体験を最大限に楽しむための注意点
周囲との距離感に注意
本体験は、同じ空間で複数人が同時にVRの世界を歩き回るフリーローム形式です。
映像に没入しすぎると、他の体験者と接触したり壁にぶつかったりする恐れがあるため注意が必要です。現実の壁に近づきすぎると視界に白い網目状のグリッドが現れ、他の体験者は白い人型のシルエットとして表示されます。これらのセーフティサインを確認しながら慎重に移動しましょう。

映像にピントが合わない時は
体験中、激しく動くなどしてVRゴーグルの位置がずれると、映像がぼやけたりピントが合わなくなったりすることがあります。
その際は、慌てずに両手でゴーグルを支えながら位置を微調整し、視界をクリアな状態に整えてください。
所要時間と混雑対策
VR体験そのものは約30分ですが、受付や事前説明、専用機器の着脱などを含めると、全体の所要時間は約45分となります。
土日祝日は混雑状況により待ち時間が発生する可能性があるため、前後のスケジュールには余裕を持たせておくと安心です。スムーズに体験したい場合は、平日のお昼から夕方にかけての来場をおすすめします。
触れると何かが起こる?隠されたインタラクティブ要素
さらに本作には、VR空間内で「特定のオブジェクトに触れる」ことで発動する隠し要素も用意されています。
筆者も体験中、「もしかしてこれかな?」と怪しいオブジェクトを発見したものの、映像があまりにもリアルだったため動くのが怖くなってしまい、結局手を伸ばすことができませんでした。
果たしてどんな仕掛けが隠されているのか、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

イベント詳細
ライターコメント
深海に沈んでいく途中で目にしたクラゲや、タイタニック号から見上げるオーロラがとても美しかったですが、海底が見えない真っ暗な深海へと沈んでいく様子は、思わず恐怖を感じるほどリアルでした。深海の生物がたびたび登場するのですが、目の前に迫ってくるような臨場感があり、ぶつからないように思わず体をよけてしまう場面もありました。
海底に沈んだり、タイタニック号を上から見下ろしたりする場面もあるので、高所や海に対する恐怖心が強い人は、足がすくんでしまうかもしれません。臨場感あふれるVR体験を楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。
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