ロッテが発売する人気のアイス「爽」ブランドは、1999年の発売以来、微細氷入りでシャリッとした食感とさっぱりとした後味が楽しめるアイスとして多くの人に愛され、発売から四半世紀以上が経過したロングセラー商品です。
気が付かない程度のマイナーチェンジ
実は、爽のパッケージはこの26年間に、42回の微々たるマイナーチェンジをしています。
この事実にはさすがに驚きましたが、これには理由があるようで、「丁度可知差異(ちょうどかちさい)」と呼ばれるマーケティング手法なんです。
ロングセラー商品が、構築されたブランドイメージの一貫性を保ちながら、市場の変化やお客のニーズに対応していくため、かろうじて気づく程度のマイナーチェンジを続ける手法を指します。
確かに歴代の42個を引きで見ると「青と白」のパッケージが徐々に変化しているのがわかりますね。
爽バニラ「初の夏仕立て」
ロッテは、その42代目のパッケージの爽ブランドから夏限定商品「バニラ」と「練乳いちご」を6月上旬に発売します。希望小売価格は税込み183円です。
これまでも、「春夏秋冬」季節ごとにその季節に合った仕立てで、様々なフレーバーを販売してきた爽ですが、バニラ初の夏仕立ての商品だそうです。
夏限定で微細氷を大きくし、微細氷比率も高めることで夏の爽やかさと冷涼感を強めたとしています。併せて定番の「練乳いちご」も夏仕立てで登場します。


新商品は「冷凍パイン」
また、6月2日には「爽 冷凍パイン」を2年ぶりに発売します。今回の新商品はパインの芯を入れることで、コリッとした食感を実現しているそうです。希望小売価格は税込み183円です。

長年愛されている「爽」のパッケージや夏仕立て商品を味わいながら、初夏を過ごしてみてはいかがでしょうか?