女優の吉行和子さんが2日未明、肺炎のため死去しました。90歳でした。所属事務所「テアトル・ド・ポッシュ」が8日、発表しました。
同事務所は公式サイトのトップページに「訃報」と題した文章を掲載。「弊社所属の吉行和子が9月2日未明 肺炎のため 永眠いたしました 享年90」と伝え、「故人の遺志により葬儀は近親者のみで執り行いました」と報告しました。
結びに「ここに謹んでお知らせ申し上げますとともに吉行和子が生前受け賜りましたご厚誼に深く御礼申し上げます」とつづり、末尾に「2025年9月8日 有限会社テアトル・ド・ポッシュ」と記されました。
SNS上の感情
女優の吉行和子さんが2日未明、肺炎のため90歳で死去していたというニュースに対し、SNSでも多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「哀悼・追悼」の声(65%)
「ご冥福をお祈りいたします。長年にわたり多くの素晴らしい作品を届けてくださり、本当にありがとうございました」
「残された和子さんのご家族とご友人に心からお悔やみ申し上げます」
「また昭和の偉大な女優、吉行和子さんがお亡くなりになられた。残念でなりません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌」
「名女優さんでしたね…安らかにおやすみください、御冥福をお祈りします😭🙏」
主な「思い出・回顧」の声(25%)
「ナースのお仕事の婦長さん役で出てるのを毎週見てました。 ご冥福をお祈りします」
「吉行さん、クリスマスイヴで好きだったなぁ ご冥福をお祈りします」
「『ふぞろいの林檎たち』の柳沢慎吾さんのお母さん役など印象的なドラマいくつもあります」
「ごちそうさんのめい子のおばあちゃん…🍓」
「冨士眞奈美さんとの掛け合いしながらの旅行面白かったな」
主な「驚き・ショック」の声(5%)
「まじかよ、、、、ナースのお仕事好きだったなあ」
「えっ!?。。。素晴らしい芝居ありがとうございました🙇 お悔やみ申し上げます🙏」
「池内先生ー😭 心よりご冥福をお祈り申し上げます🙏」
「それは悲しい」
「訃報が続いていて気持ちが落ち込むなぁ。御冥福をお祈りします」
主な「その他」の声(5%)
「日本映画・演劇史の一部として語る系」
「あれだけ多くの人に作品で感動を与えてきたのに、亡くなった報せが『近親者のみで〜』って事務的に処理されてる感じなのがすごく寂しい。人としての温かみよりも、芸能界の冷たさが出てしまってる気がする」
まとめ
今回の分析では、女優の吉行和子さんが2日未明、肺炎のため90歳で死去していたというニュースに対し、多くの追悼コメントが寄せられています。「ナースのお仕事」の婦長役など印象的な演技を称える声や、女優としてだけでなくエッセイストとしての功績を讃える声も見られます。長年の芸能活動を通じて多くの人に感動を与えた大女優として惜しむ声が大半を占めています。一部では、相次ぐ訃報への悲しみや、「昭和の名優がまた一人」といった世代の移り変わりを感じるコメントも見られました。
ライターコメント
吉行さんは1935(昭和10)年、東京生まれ。女子学院高校在学中、劇団民藝付属の研究所に入り、1957年に舞台「アンネの日記」でデビューしました。1959年に「にあんちゃん」などで毎日映画コンクール女優助演賞、1979年には「愛の亡霊」、2014(平成26)年に「東京家族」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、数多くの映画作品で活躍しました。テレビドラマでもTBS「3年B組金八先生」シリーズなどでも存在感を発揮しました。それだけにSNSでは「素晴らしい女優さんでした」「いつでも主役ができる実力があるからこそ、脇役として主役を引き立たせることができる稀有な存在でした」「印象的なドラマいくつもあります」など哀悼の声が相次いで寄せられていました。