コンビニ大手のセブンーイレブン・ジャパンは30日、店内で入れたコーヒーなどを提供する「セブンカフェ」の一部商品を7月7日から値上げすると発表しました。
値上げ幅は、レギュラー(R)が税込み約20円、ラージ(L)が約40円です。
近年、世界でコーヒー消費量が高まる一方、地球温暖化や天候不順などにより生産量が減少し、コーヒー豆の価格が高騰。セブンーイレブンではコスト削減に取り組んできたとしていますが、企業努力を大幅に上回る原材料の高止まりを受け、価格に転嫁せざるを得ないと判断したとしています。

SNS上の感情
セブンカフェが値上げというニュースに対して、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主なネガティブの声(60%)
「もう買わね」
「15%弱の値上げして15%以上売上下がって後悔して欲しい」
「セブンのコーヒーが一番まずい」
「自販機缶コーヒーと競合してくる」
「目の前の自販機でいいや、という人もいる」
主なポジティブの声(40%)
「コーヒー豆の価格高騰率に比べれば値上げ率はまだまだ低い」
「140円は安過ぎる」
「値上げやむなし」
「あのクオリティなら140円でも安い」
「缶コーヒーは不味い」
まとめ
今回の分析では、セブンカフェのレギュラーサイズが140円に値上げされるというニュースに対し、「やむを得ない」と理解を示す意見と、「もう買わない」という否定的な意見に二分されました。
ライターコメント
筆者もセブンカフェはよく利用するだけに、値上げというニュースに、正直、複雑な思いを抱いています。ただ、コーヒー豆の価格は世界的に高騰しているだけに、値上げを容認する声も分かりますし、その一方で缶コーヒーより高くなるため、そちらにシフトするという反応もよく理解できます。果たして値上げ後の売れ行きはどうなるのでしょうか。その動向に注目していきたいと思います。