沿道のファンに手を振る阪神の岡田彰布監督(当時)

阪神Vパレード、斎藤知事「検討したが見送る」 SNS「大阪だけで十分」

By - emogram編集部
喜怒哀楽

兵庫県の斎藤元彦知事は18日に開会した県議会9月定例会の本会議で、プロ野球・阪神タイガースのセ・リーグ優勝を受けたパレードについて、「慎重に検討したが、見送ることとする」と述べ、実施しない意向を明らかにしました。

2023年の優勝時にともにパレードを実施した大阪府は17日に今年11月のパレード開催を発表していました。

「警備費用、資機材の高騰などを踏まえ」

本会議終了後、斎藤氏は「警備費用、資機材の高騰などを踏まえ慎重に検討を続けたが、最終的に開催は見送る判断をした」と述べ、既存の県スポーツ賞特別賞の贈呈を検討すると説明。「引き続き子供たちへのスポーツ指導や地域活性化に向けてしっかり(阪神と)連携していきたい」と話しました。

SNS上の反応

斎藤知事が阪神の優勝パレードを実施しない意向を示したことについて、SNS上ではコメントが相次ぎました。

emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

 

主な「批判的」な声(40%)

「阪神にしてみればはしごを外されたようなもの」

「一貫性のない行政」

「阪神にそんなに興味ないんちゃう」

主な「中立的・情報提供」の声(35%)

「阪神の本拠地指定地域は兵庫県」

「全国で関西人は全て阪神ファンだと思われている」

「兵庫は意外とお金がない」

主な「肯定的」な声(15%)

「取り止めは大正解」

「大阪だけで十分」

「今回の見送りは正当な対応」

まとめ

今回の分析では、斎藤知事が阪神の優勝パレードを実施しない意向を示したことについて、「優勝パレードなんて1回でいいんだから大阪と兵庫の合同開催はできないのか?」と提案する声が寄せられました。

ライターコメント

パレードを巡っては2023年11月、阪神とパ・リーグ優勝を果たしたオリックスの優勝パレードが大阪市、神戸市の2会場で実施され、約100万人が駆け付けました。事業費は公費を使わずクラウドファンディングと企業協賛金で賄いましたが、寄付を集めるのに苦戦した経緯があります。SNSでは「阪神も本拠地は兵庫県だから兵庫県でパレードするのが当たり前」と指摘する意見もありました。

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