陸上の世界選手権第8日は20日、東京・国立競技場で行われ、女子20キロ競歩で藤井菜々子選手(26)=エディオン=が自らの日本記録を更新する1時間26分18秒で銅メダルを獲得しました。
日本勢2個目のメダル
競歩の女子日本勢では、五輪、世界選手権を通じ初の表彰台となります。男子35キロ競歩3位の勝木隼人(34)=自衛隊=に続き、今大会の日本勢のメダルは2個目です。
藤井選手は序盤から積極的に先頭集団で進め、中盤で一度は集団から遅れかけたがしぶとく食らいつきました。終盤にかけて先頭集団の人数が絞られる中でも3番手を死守しました。
SNS上の反応
陸上の世界選手権の女子20キロ競歩で藤井選手が銅メダルを獲得したというニュースに対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「祝福」の声(65%)
「藤井菜々子選手 日本女子初の『銅メダル』日本新記録ともにおめでとう㊗ お疲れ様でした」
「銅メダル🥉おめでとうございます🎊」
「日本女子初の快挙✨日本新記録もですが、歴史を塗り替える走りでしたね!おめでとうございます🤗」
「史上初の女子競歩、銅メダル🥉日本新記録おめでとう🎊」
「藤井菜々子の銅メダル獲得は、日本女子陸上競技の新たなページを開いた歴史的瞬間」
主な「感動」の声(20%)
「涙の日本新に拍手!藤井の努力が実ってよかった。世界陸上、最高の締めくくりだね」
「藤井菜々子の銅メダル、日本女子初の快挙!日本新記録で亡き恩師に届けた想い、胸熱だわ」
「努力は必ずしも金メダルをくれるわけじゃない。けれど、歴史を変える一歩を刻むことができる」
「藤井選手、本当におめでとうございます。努力が報われる瞬間を見て、胸がいっぱいになりました」
「歴史変えた一歩だな」
主な「批判」の声(10%)
「藤井菜々子の銅メダル獲得は素晴らしいが、この成果を過剰に持ち上げるのはどうかと思う。競歩に注力しすぎることで、日本全体の陸上競技の国際競争力が下がっているかもしれない」
「『藤井選手すごいけど、正直〝銅メダル〟で大騒ぎする日本の陸上界ってどうなんだろう…世界基準で見ればまだまだ課題は多いよね」
「スプリントや長距離走に投資するべきではないか?」
主な「感謝」の声(5%)
「陸上で唯一日本が男女ともメダル取れるのは競歩なのね🎖️ もっとメディアが取り上げてほしい!」
「藤井選手、銅メダル&日本新、マジすごい!よさこいも体力勝負だから、尊敬しかないわ」
「あの集中力、まるで被写体に迫る眼差し。その先に何を見ていたんだろう…」
まとめ
今回の分析では、藤井選手の銅メダル獲得に対して、「おめでとう」「素晴らしい」「歴史的快挙」といった祝福や称賛の言葉を送っています。とりわけ「日本女子初」のメダル獲得と日本新記録の樹立を高く評価する声が見られます。一部には「競歩に注力しすぎることで、日本全体の陸上競技の国際競争力が下がっている」といった競技戦略に対する懸念や、「銅メダルで大騒ぎする日本の陸上界」への疑問を呈する批判的なコメントもありました。ただ、全体としては喜びと祝福の感情が圧倒的で、この歴史的な瞬間を共有する熱意が伝わってきます。
ライターコメント
藤井選手は福岡県出身。世界選手権は初出場の2019年大会で7位、2022年大会で6位に入賞しました。五輪は2021年の東京大会が13位、昨夏のパリ大会は32位でした。日本選手権は今年まで3連覇しています。SNSでは「藤井菜々子、ただの銅じゃない。日本女子初、しかも日本新記録…涙が止まらん」と感動する声や「藤井は歴史を作り、さらに高みを目指す」とさらなる活躍を期待する声が数多く寄せられていました。