ダイハツ工業は29日、軽オープンスポーツカー「COPEN(コペン)」の現行モデルを2026年8月末で生産終了すると発表しました。

「コペン」は、2002年に軽自動車の本格的オープンスポーツカーとして発売。当時は軽では初めてとなる電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」を採用し話題を呼びました。

2014年発売の2代目では、新たな骨格構造「D-Frame」を採用し操縦安定性と乗り心地を改良。軽オープンスポーツならではの爽快感と安定感のある走りに加えて、バリエーション豊かなデザインで若年層から子離れ世代まで幅広く人気を博しました。
本社工場第2地区(大阪府池田市)で生産しており、2024年度は3877台を生産。今年3月時点の累計生産台数は11万5455台にのぼっています。
再販に向け「様々なスタディ」
ダイハツでは今後について、「再びコペンを世の中に送り出せるよう、様々なスタディを続けております。これからも、ダイハツはコペンで培ったモノづくりの精神や技術を受け継ぎ、お客様との絆を未来につなげ続けられるよう努力してまいります」と、再投入に向け〝努力〟を続ける考えを表明しました。
スペシャルイベントも開催
「COPEN」の現行モデルの生産を2026年8月末で終了することを受け、これまでのファンへの感謝を込めたスペシャルイベントを、2026年4月以降、全国で開催。ダイハツが主催となり、「コペン」にゆかりのある地域を含め開催地を検討するとしています。イベント詳細については、下記特設サイトで順次公表する予定としています。
URL:https://copen.daihatsu.co.jp/life/special/
SNS上の反応
ダイハツが「COPEN」の現行モデルの生産を2026年8月末で終了するという発表に対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「悲しみ・惜しむ声」(45%)
「残念😢たまに街で見かけるとホッコリする車でした」
「うわぁ好きだった車、、、こうやってどんどんなくなってくんだ、、、」
「軽オープンスポーツ、また一つ消えるのか…」
「軽スポーツの象徴が幕を下ろす瞬間。思い出と共に次世代を迎えたいですね」
「コペン現行モデルがついに生産終了…軽スポーツの名残がまた一つ消える日ですね」
主な「次期モデルへの期待」の声(25%)
「あくまで現行モデルという書き方が期待持たせますね🤞」
「次期モデルあると信じたい🙏」
「新モデルに期待かな…」
「次は何が出てくるか見てみよう」
主な「驚き」の声(20%)
「えっ、Copenの生産終了!? ショックです」
「えー!コペン、マジかー!」
「小さいけど可愛い車だったのに…」
「生産終了でごペンなさい!」
主な「冷静な分析・受容」の声(10%)
「10年もよく頑張った!」
「あんまり需要なかったのかな?」
「とは言え2026年8月と書いてあるからまだ1年程あるので『こんなに売れるなら新型出さなきゃ』と思わせるくらいみんなが買えば良いんですよ」
まとめ
今回の分析では、ダイハツが「COPEN」の現行モデルの生産を2026年8月末で終了するという発表に対し、生産終了を惜しむ声が目立ちます。「残念」「好きだった車」などの感情表現が多く、軽オープンスポーツカーの象徴が消えることへの寂しさが伝わってきます。一方で、「新モデルに期待」「次は何が出てくるか見てみよう」など、後継車への期待を示すコメントも見られます。中には「あんまり需要なかったのかな?」といった冷静な分析や、「10年もよく頑張った」という労いのコメントもあります。全体として、コペンへの愛着と惜別の念、そして次世代モデルへの期待が入り混じった反応となっています。
ライターコメント
コペン、筆者も好きな車だっただけに現行モデルの生産終了は残念です。ただ、ダイハツのリリースでは「再びコペンを世の中に送り出せるよう、様々なスタディを続けております」と、再販をにおわせており、今後の動向に注目ですね。