「じゃあ、あんたが作ってみろよ」にダブル主演する右から夏帆さん、竹内涼真さん ©TBS

【第9話】「じゃあ、あんたが作ってみろよ」自販機に挟まる勝男(竹内涼真)に「しかばねサイコー過ぎた」

By - emogram編集部
エンタメ

夏帆さん(34)と竹内涼真さん(32)がダブル主演を務める連続ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系、火曜午後10時)の第9話が2日放送され、元カノ・鮎美(夏帆さん)に思い打ち明けようとする勝男(竹内さん)の切なく、もどかしい展開が描かれ、Xでトレンド1位となるなど話題になりました。

第8話振り返り

実家がある大分で、それぞれの家族に対して、お互いに分かれたことを報告した勝男と鮎美。

東京に戻った勝男を家で待っていたのは母の陽子(池津祥子さん)でした。

勝男は、父親である勝(菅原大吉さん)との間に何かがあって家出してきた様子の陽子を心配しつつも、勝手にスーツをクリーニングに出したり、古くなった調理器具を無断で新調したりと、陽子が良かれと思ってする家事に、いちいちイラついてしまいます。

メキシカンフェスで料理を作ることになる鮎美

一方の鮎美は、友人の吉井渚(サーヤさん)から頼まれ、渚の夫である太平(楽駆さん)のバーが開催するメキシカンフェスで提供する料理を作ることになります。

そんな中、太平のバーで、勝男の女友達、柏倉椿(中条あやみさん)と出会った鮎美は、椿から勝男が今でも一途に鮎美を思っているという話を聞き、「思いが戻ったりはしないのか」と聞かれ戸惑ってしまいます。

そんな帰り道に勝男と偶然遭遇する鮎美。勝男は鮎美を誘いますが、鮎美は断って帰ってしまいます。

母親を大分に戻そうとする勝男

そんな中、なかなか勝男の家から帰ろうとしない陽子。勝男も「帰らないのか」と問いますが、陽子は「彼女が出来たら、出ていっちゃる」などといい、帰ろうとしません。何か対策はないかと考え続けた勝男は、あることを思いつきます。

それは、彼女ができたということを報告することで、母親に出てもらうという作戦で、その彼女役には椿に演じてもらうことになりました。

椿に質問攻めする陽子

勝男の家に来た彼女役の椿に対し、色々質問してくる陽子。それに対し、会社の先輩から紹介されたなどと噓を付く勝男。そうしているうちに、椿が陽子から料理の手伝いを頼まれます。

料理中、「それで、勝男とはいつ結婚するの」と問われた椿は、「まだ付き合い始めたばかりで」というと、「早い方がいい。高齢出産は大変」とかぶせ、それに対して勝男もひやひやした様子で、思わず「お茶でも飲もう」と助け舟を出します。

そして、陽子がつくった料理を囲む椿、勝男、陽子。椿は陽子の料理の腕に関心し、その料理を堪能。さらに陽子から手料理を手土産に持たされた上で、見送りをするという勝男とともに家を後にしました。

地元から大量の野菜が届けられた鮎美

一方、地元、大分の実家からたくさんの野菜が宅配便で届けられた鮎美。その野菜を持って、勝男宅へ届けに向かいます。その道すがら、鮎美は、一緒に歩く勝男と椿と出会い、勝男に一方的に野菜を渡しますが、勝男が去った後で、どこか寂しそうな表情を浮かべます。

その後、家に戻った勝男は、陽子から「本当は椿ちゃんと付き合っていないのじゃろ」と問われます。勝男は、椿と付き合っているとウソを付いた理由について、「自分で料理をしたい。一人で大丈夫になりたい」と本心を伝えます。

勝男のもとに来客

その後、勝男の家を一旦飛び出した陽子は鮎美を呼び出し、椿のことについて、自分に大分へ帰ってもらうために勝男が付いたウソであることを明かします。

そんな中、陽子不在の家で一人でいた勝男のもとに、ある人が訪ねてきます。

電話の子機の充電の仕方が分からないということを理由に、陽子を迎えに来た父親の勝でした。

東京散歩を楽しむ陽子と鮎美

一方で女子同士で東京散歩を楽しむ陽子と鮎美は、意気投合して、お互いに腹を割って話し合います。そして、勝男宅に戻ってきた陽子。そこには勝がいました。

そして、様々な顛末の末、朝を迎え、勝男が鰹節を削ってだしを取った味噌汁など、丹精を込めてつくった朝ごはんを勝が味わいます。勝男から味噌汁の感想について「どう?」と問われた勝は「悪くない」といい、味噌汁を満足そうに味わって、夫婦二人でそろって大分へ帰っていきました。

自信作を持参した鮎美、そして、そこに勝男が

そして、太平のバーでメキシカンフェスが開かれ、そこに自信作を持参した鮎美。そこに勝男が現れて…。

第9話は?

メキシカンフェス当日、渾身のメキシカン風春巻を来場者に振る舞う鮎美をまぶしそうに見ていた勝男は、女友達の椿の後押しもあり、自分の思いを打ち明けようとします。

鮎美も交際していた当時と明らかに変わった勝男に触れ、勝男との関係についてぼんやりと考え始めます。

そんな中、フェスの春巻を食べた有名フードプロデューサーから「一緒に店を出そう」という誘いが舞い込みます。

職場で、勝男は新規案件のプロジェクトリーダーに任命されますが、タッグを組むことになった事業戦略部の柳沢(濱尾ノリタカさん)は、仕事よりプライベートを優先するタイプ。真っすぐ泥臭く仕事に取り組む勝男と、仕事のスタンスの違いから衝突してしまいます。

それぞれ苦しい事情があった勝男と鮎美。

そして、偶然、勝男のある場面を鮎美が目撃してしまい…。

じゃあ、あんたが作ってみろよ

2023年から「comicタント」(ぶんか社)で連載されている漫画家、谷口菜津子さんの人気同名漫画を原作に、「料理を作る」というきっかけを通じて、当たり前と思っていたものを見つめ直し成長していく「再生ロマンスコメディー」。

SNS上の感情(※ネタバレあり)

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」の第9話の放送に対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。

emogram編集部では、今回の放送に対して寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

「おにハラ」に「あのサスペンダー男ムカつく!」

第9話では、後半に、勝男が自販機に挟まるシーンが描かれ、SNSでは「泣きべそで鮎美に『助けて…』っていうのめちゃくちゃ可愛かったよ」「しかばね勝男サイコー過ぎた」「自動販売機に挟まって半泣きする勝男www可愛すぎて永遠に見ていられるんだけど」などの声が相次ぎました。このほか、勝男が職場で自分の握ったおにぎりを食べさせようとして「おにハラ」と会社に訴えた部下の柳原について「あのサスペンダー男ムカつく!」「ここにきてそもそも対話すら拒否する柳沢がブチ込まれたもんだからもう大変」といったコメントに加え、詐欺に遭う鮎美の展開についても反応があり、多くの共感と議論を呼んでいました。来週が最終回となるためドラマが終わることへの喪失感を嘆く声も寄せられていました。

ライターコメント

SNSでは、第9話に対し、面白かったという声が多かった反面、「腹が立つ回だった」という声も数多く寄せられていました。確かに(笑)。次週は遂に最終回です。勝男と鮎美は寄りを戻すのでしょうか、それとも…。展開が楽しみで仕方ありません。

>【第8話】「じゃあ、あんたが作ってみろよ」鮎美(夏帆)のどこか寂しげな表情に「完全に勝男の事が気になり出してる顔してる」

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