お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さん(44)が創業したチムニータウン(東京都千代田区)は15日、アニメ映画「映画 えんとつ町のプペル」の続編となる「映画 えんとつ町のプペル 約束の時計台」を2026年春に全国公開すると発表しました。

海外からも高評価
「映画 えんとつ町のプペル」は、2020年に公開されたアニメ映画です。
煙に覆われ空を見上げることを禁じられた「えんとつ町」に暮らす、煙の向こうに「星」があると信じる少年ルビッチは、ゴミから生まれたゴミ人間プペルと出会い、やがて一緒に星を見つけに行こうと決意するというストーリー。
映画自体は、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞し、コロナ禍にも関わらず観客動員数196万人、興行収入27億円の大ヒットを記録しました。
海外の30以上の映画祭からも招待を受け、高い評価を得ています。
映画公開後も、ミュージカルや歌舞伎、バレエなど多方面に展開され、今も作品の世界観は広がり続けています。
舞台は1年後のハロウィン
そんな注目作品の続編は、一作目と同様、原作者の西野さんが制作総指揮・脚本を務めるそうです。
2019年に発売された西野さんの絵本「チックタック ~約束の時計台~」を原案に、大幅なスケールアップをして映画化に臨むということです。
アニメーションの制作は、丁寧な作品作りに定評のある「STUDIO4°C」が前作に続き再び担当し、引き続き監督は廣田裕介さんが務め、さらなる進化を遂げた映像表現で観客の魅了を目指すとしています。
作品の舞台は「映画 えんとつ町のプペル」から1年後のハロウィンの日。
煙に覆われていたが、青空を取り戻したえんとつ町で、不思議な世界へと迷い込み新たな大冒険が繰り広げられます。
ワクワクする冒険と感動が詰まった壮大なエンターテイメントとなっているそうです。
西野さんは続編の公開を知らせるニュースリリースの中で「ようやく皆様に、続編の公開をお知らせできることを心から嬉しく思っています」とコメントしました。
僕も負けません
本作品の発表に、Xでは、
「いろんな事、それもすべて大きな挑戦をしている西野さんが、いま最も不安と闘い『懸けていること』を見守り・見届け、その覚悟に触れたいと思います」
「僕が小さなチャンネルを続けられているのはこの映画がきっかけです! 僕も負けません!」
「来春を楽しみに、仕事やら色々頑張ろ」
と日本でトレンド入りするほど、多くの反響が寄せられていました。