年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(84)
こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。
休日のドライブでふと恋しくなるのが、心地よい潮風と、思いきり頬張りたくなる新鮮な海の幸。そんな気分のときにおすすめしたいのが、都内からもアクアラインを使えばアクセス抜群な、千葉県富津市にある「漁師料理 かなや」です。

目の前に広がるのは、三浦半島や大島、天気の良い日には富士山までをも見渡せる圧巻のオーシャンビュー。敷地内には自家製干物が並ぶ「おみやげ市場」や、のんびり浸かれる足湯・温泉まで併設されており、訪れた人を一日中飽きさせない壮大な海のエンターテインメント空間が広がっています。

船形漁港から直送!巨大生け簀から捌かれる圧倒的鮮度の「お刺身舟盛」
お店の自慢は、なんと言ってもその圧倒的な鮮度です。地元の船形漁港から毎朝直送される魚介たちは、店内の大きな生け簀へ。注文が入ってからその場で職人さんが捌くため、テーブルに運ばれてきた瞬間の美しさがまるで違います。

美しく湯引きされ、赤みが映えるタイは、噛むほどにコリコリとした小気味よい食感と上品な甘みが広がります。定番のマグロはしっとり濃厚で、銀色に輝くアジは脂がのっていながらも驚くほどすっきりとした後味。こんもりと盛られたサザエは期待を裏切らない力強い歯ごたえが楽しく、アワビは心地よい磯の香りと独特のクランチ感が口いっぱいに広がります。ホタテのねっとりとした甘み、甘エビの濃厚な旨味まで、まさに房総の海を丸ごと凝縮したかのような一皿です。

卓上コンロでパチパチ弾ける!五感で楽しむ活貝の網焼き体験
「かなや」を訪れたなら絶対に外せないのが、テーブルにセットされたガスの焼き台で楽しむ「活貝焼き」です。運ばれてきた貝焼きセットには、大きな殻のホタテガイ、ゴツゴツとした突起が力強いサザエ、アサリやハマグリ、竹串に刺さったつぶ貝などがズラリと並び、レジャー気分を盛り上げてくれます。

まずはハマグリ、サザエから焼き台へ。火が入るにつれて網の上でぐつぐつ動き始める姿は、まさに鮮度の証です。少しお醤油を垂らし、焼き過ぎない絶妙なタイミングを見極めて、大きめの一口でばくり!

ホタテガイは網の上でパカッと殻が開いたら、特製の貝のタレを投入します。ジワジワと泡立ち、良い香りが立ち上ってきたところで熱々をいただきます。大ぶりの貝柱はふっくらと柔らかく、特製タレの塩気がホタテのピュアな甘みをこれでもかと引き立ててくれます。

サクッ、ほくほく!素材の味が真っ直ぐに伝わる絶品アジフライ
焼き物の合間にぜひ味わっていただきたいのが、房総名物の定番でもあるアジフライです。黄金色にカラッと揚げられた衣に箸を入れると、それだけでサクッとした心地よい手応え。
ひとくち食べると、サクッ、ほくほく!とした食感のコントラストに驚かされます。驚くほど柔らかな身は口の中で優しくほどけていき、アジが持つ本来の豊かな旨味がストレートに、しっかりと伝わってきます。

お腹がいっぱいになった後は、隣接するおみやげ市場で自家製の干物を選んだり、敷地内の温泉に浸かって海に沈む夕日を眺めたりと、食事の余韻に浸りながら贅沢な時間を過ごすことができます。次の週末はぜひみなさんも、お腹を空かせて房総へのドライブに出かけてみてくださいね。







