日曜劇場『VIVANT』続編制作記者発表にのぞんだ堺雅人さん(2025年6月)

『VIVANT』全話おさらい(8)乃木(堺雅人)に下された残酷な忠誠テストと、明かされたテントの真の目的

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エンタメ

2023年に放送され、毎回予想を裏切る展開と壮大なスケールで日本中を熱狂の渦に巻き込んだ日曜劇場『VIVANT』。ファン待望の第2シーズン(TBS系 毎週日曜21時〜)が、いよいよ7月26日(日)に幕を開けます。本連載では新シーズンのスタートに向け、第1シーズンの全10話を1話ずつおさらい中。第8回となる今回は、謎のテロ組織「テント」の真の姿が次々と明かされる「第8話」をプレイバックします!

【第8話】乃木に突きつけられた「黒須殺害」の指示と、空砲の謎

大手商社「丸菱商事」のエリート社員でありながら、自衛隊の影の諜報部隊「別班」の工作員として活動する乃木憂助(堺雅人さん)。味方であるはずの別班メンバーを撃ち、黒須駿(松坂桃李さん)とともに連行された乃木は、ついに謎に包まれた国際テロ組織「テント」のリーダーであり、生き別れた実の父・ノゴーン・ベキ(役所広司さん)との再会を果たします。

しかし、ベキは乃木が裏切ったことをすぐには信じず、「本当に裏切ったのなら黒須を殺せ」と銃を渡します。その際、テントの実質ナンバー2であるノコル(二宮和也さん)は「父の銃が汚れる」と自身の銃と交換。乃木は黒須に向けて引き金を引きますが、一発目はわずかに外れ、二発目以降は空砲でした。ノコルの銃には初めから一発しか弾が入っていなかったのです。ノコルは、銃の扱いに長けた乃木に満装填のベキの銃を渡せば、テント側が一網打尽にされる危険性があったとその理由を説明します。

DNA鑑定と、明かされるテントの「真の目的」

依然として乃木を警戒するベキの指示により、ノコルによる厳しい事情聴取が行われます。乃木は別班に入った経緯や、父と離れ離れになってから日本へ帰還するまでの壮絶な過去を告白。その後、ベキとのDNA鑑定が行われ、実の親子である確率が「99.999%」であると証明されました。

さらに乃木は、IQテストや語学、経済学、工学などの難問を次々とクリアし、その優秀さから徐々にテント内で信頼を獲得していきます。そして閲覧を許されたテントの裏帳簿から、衝撃の事実が判明。彼らは思想や主義主張を持たず、金のためにテロやサイバー攻撃、暗殺を請け負う民間軍事会社のような組織だったのです。さらに、そこで得た莫大な収益は、バルカ国内の孤児を救済するために使われていました。

乃木の特技が暴いた不正と、深まるベキとの絆

ある日、乃木は、手で持っただけで正確な重さが分かる特技を生かし、テントが運営する孤児院で起きた不正を見抜きます。「食材高騰のため米の配給を増やしてほしい」と願い出た責任者のヤスダ(音尾琢真さん)が、実は裏で米を横流ししていた事実を突き止めたのです。

「ムルーデル」の謎と、巨大な陰謀の輪郭

この功績でベキからの信頼を確固たるものにした乃木は、ノコルが代表を務める企業「ムルーデル(夢の意)」での孤児院コストカット案の作成を命じられます。乃木は渡された膨大な資料を分析する中で、テントが3年前から大量の土地を買い漁っていることに気づきます。その時期は、テントがテロ活動を活発化させた時期と完全に一致していました。乃木は、テントの真の目的を解き明かす鍵は「この土地購入にある」と確信するのでした。

『VIVANT』とは

『半沢直樹』や『下町ロケット』シリーズなど数々の大ヒットドラマを手がけてきた福澤克雄監督が原作、演出を務め、2023年7月期に放送されたオリジナル脚本の連ドラ。

第1シーズンでは、ロシア、モンゴル、中国などと国境を接する架空の国「バルカ共和国」と日本を主な舞台に、極秘任務を背負った自衛隊の陰の諜報部隊「別班(べっぱん)」や公安警察、そして謎に包まれたテロ組織「テント」による、息を呑む三つ巴の攻防が描かれました。そして、いよいよ始まる第2シーズンでは、前作のラストシーンの直後から物語が再始動します。

『VIVANT』:公式サイト

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