【大阪・関西万博】関西パビリオンで開かれた和歌山県の催事に、参加する大阪府の吉村洋文知事

大阪・吉村知事のプライベート万博訪問にSNSは賛否両論!?

By - emogram編集部
ポジ・ネガ

大阪府の吉村洋文知事が5月5日に自身のXアカウントで、私人として大阪・関西万博を訪問した内容について詳細に報告しました。

予約状況や各パビリオンの特徴、イベント、食事など時系列に沿って体験した内容をつづり、「結構、楽しめました」と総括しています。

約9時間滞在

吉村知事は、12時40分~21時30分までの約9時間滞在。

シンガポールやUAE(アラブ首長国連邦)、カタール、マレーシア、フィリピン、モザンビーク、ペルーなどのパビリオンを訪問したことを報告しました。

また、音楽やダンスのイベントも楽しみ、ベトナムとマレーシアの料理に舌鼓を打ったとのこと。

事前予約なしでも午後からなら多くのパビリオンに入れること、食事は空いているタイミングで取ることなど、訪問の際のコツも紹介しています。

前日の入場予約や関係者枠なしで、当日の朝、一般客として予約したことを明らかにした吉村知事。

「入場予約だけど、東ゲートも西ゲートも午前中は全部満員だったので、午前中は予約できず」とした上で「12時〜東ゲートで予約」できたとつづりました。

これらの入場予約システムについて「ある意味入場制限だよね」とも述べています。

とはいえ、繁忙期の訪問であることも踏まえて「結論、GWのど真ん中、予約なし、午後からでしたが、結構、楽しめました」とまとめていました。

今回の投稿にSNSでは多くの声が投稿されていました。

ネット上の感情

emogram編集部では、この吉村知事の投稿に対するSNS上の感情を独自に分析しました。

結果は以下の通りです。

  • ポジティブ(約5.5割)
  • ネガティブ(約4.5割)

ポジティブ派の意見

「知事も万博楽しまれてるんですね!!」

「プライベートの視点から、物事を見つめることは参加者視点に近づけるかと思いますので…関係者では分からなかった、また、違った部分にも気づきがあったかと思われます」

「明日友達と行くのですが参考になりました!楽しんできます」

ネガティブ派の意見

「やたら『結構』って書いてるけど…庶民がタイマイはたいても、「それなりに楽しめる程度」って自認しているってこと?」(表現への批判的解釈として)

「『結構、楽しめたので、』本当は万博が嫌いなのかな。首長としては、最上級の言葉で来場を促すところだと思うのですけれども」(表現の不十分さの指摘)

まとめ

今回の分析の結果、吉村知事が完全プライベートで万博に行ったポストに対し、ポジティブの意見とネガティブの意見がほぼ拮抗したものの、ポジティブな意見がわずかに上回りました。地元住人からの大阪が盛り上がっていることへの喜びや、万博を回るコツを参考にする意見が多かったことが支持につながったようです。

ライターコメント

筆者も、吉村知事が訪問したと思われる同じ日に、プライベートで大阪万博を訪ねました。これまでの賛否両論を踏まえた上での訪問でしたが、実際に訪れてみると、会場の熱気や一流の制作陣による展示や空間、世界中の国が威信をかけて制作したパビリオンが一堂に会する様に、大変な感動を覚えました。

知人の子供(7歳)は、パビリオン以前に、とにかく大屋根リング(一周全長は2025年開幕にちなみ2025メートル)を気に入って2周近く歩き、それだけで大満足な様子でした。

閉館時、夜空を彩るドローンショーが終わった後には、誰からともなく拍手が上がっていました。

世界各国がこの地でやってくれた「祭りごと」への感謝と祝福を皆で共有する雰囲気に、人懐っこく人情に厚い大阪らしさを感じました。

帰り際、「世界の国からこんにちは」の曲を元にした「さようならヌルの森よ」(歌:AI inspired by三波春夫、作詞:落合陽一+AI、作曲:AI)が流れているのを聴きながら、これは、55年前の1970年と同じで、「大阪」で行う万博なんだと、先人達の熱狂を思い浮かべつつ、それを継承しようとする制作陣の努力にも思いを馳せながら、感動の余韻に浸ることができました。

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