女優の石橋静河さん(32)がヒロイン・木村珠を演じるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(月~金曜午前8時)。4日放送の第28回では、流産で我が子を亡くした悲しみを抱えながらも日常を取り戻そうとする珠に、下宿先の人々が珠を励まそうと大好物の芋ようかんをそれぞれ用意し、テーブル上に芋ようかんの山が作られる展開に視聴者がほっこり。この日、Xでは「芋ようかん」がトレンド入りを果たしました。一方、絶望に沈む珠を支えるため、夫の保(金子大地さん)が帝大を中退し、予定より早く北海道への移住を決断。降り立った雪深き札幌の厳冬に圧倒されながら、2人が新天地での一歩を踏み出す姿に、多くの視聴者が期待を抱きました。
『ブラッサム』作品概要(※敬称略)
珠の前には芋ようかんの山
保と大家の三好辰五郎(赤堀雅秋さん)・マキ(中村優子さん)の親子は、流産で我が子を亡くした珠に、芋ようかんをそれぞれ用意しました。
そのため、テーブルには芋ようかんの山ができるほどで、下宿先の人々は大好物で珠を励まそうとしていました。
快方に向かう珠の様子を喜ぶ大家
そんな中、久しぶりに買い物のため外出し、台所で料理をする珠の様子を見て、大家の辰五郎とマキの親子も、珠が快方に向かう姿を喜びました。
その晩、線香に火をつけて手を合わせようとする保とともに、珠も香炉へ歩み寄り手を合わせながら、「はじめて手合わせられた…」と言いました。
ほこりだらけの文机
保は、以前より顔色がよくなったと珠に声をかけました。そんな中、ふと文机に目を留めた珠が「ほこりだらけじゃ…」とつぶやきました。
保は「ほんまじゃのう。台拭き持ってくるわ」と下の階へ向かいました。
「思い出すんよ、毎日…何をしよっても…」と涙する珠
1人残された珠が引き出しを開けると、そこには作りかけの赤ん坊の肌着が入っていました。
それを目にした瞬間、珠の目から涙があふれ出します。「あの子…ちっとも動かんでね…。泣きもせんと。お人形のようで…。じゃけえまだ早い言うたのに…。思い出すんよ、毎日…何をしよっても…。ごめんなさい。ウチのせいじゃ…。ウチが…ウチが死なしてしもうた」。そう泣きながら言う珠に、戻ってきた保は「違う!」と声を絞り出し、強く抱きしめました。
「何も分からん土地で一から始めよう」という保
翌朝、珠が目を覚ますと、保は机に向かって手紙を書いていました。
北海道にいるおじの正吾(三宅弘城さん)宛ての手紙をしたためた保は、「何も分からん土地で一から始めよう」と、予定より早く北海道へ行こうと提案します。珠は「勉学は、どうするんです?」と戸惑うものの、保は「はあええ。十分学んだ。ちゃんとした職につけるんなら、卒業せんでもええ」と言い切りました。
舞台は北海道へ
大きな荷物を抱え、2人は列車に揺られて北海道へ向かいます。
珠の胸中にはこれでよかったのかという迷いが残っていましたが、保はこれでよかったのだと言い聞かせました。
別の世界に来たようだと笑顔を浮かべる珠
札幌に到着した2人は、雪かきされた道を正吾に案内され、10年間空き家だった住居を紹介されました。広々とした家に胸を躍らせる2人。しかし、札幌の寒さは想像以上に過酷で、珠はまったく別の世界に来たようだと圧倒されながらも、その顔には笑顔が浮かんでいました。
SNSでは泣き崩れる珠にもらい泣きしたという声多数
『ブラッサム』の第28回の放送に対し、SNS上では様々な反応が寄せられています。
ライターコメント
張り詰めていた糸が切れ、作りかけの産着を抱きしめて泣き崩れる珠の姿に、思わずもらい泣きしてしまいました。どん底にいる珠を不器用ながらも全力で励まそうとする下宿先の人々の「芋ようかんの山」にはクスッとさせられ、周囲の人々の思いやりと温かさに胸が熱くなりました。そして何より、珠の心を救うため、卒業目前の帝大を中退するという大きな決断を下した保の深い愛情には驚かされました。異例のタイミングでOPが流れ、いよいよ幕を開けた北海道・札幌編。過酷な寒さの中で、2人がどう前を向いて生きていくのか、見守っていこうと思います。
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