女優の石橋静河さん(32)がヒロイン・木村珠を演じるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(月~金曜午前8時)。6日放送の第30回では、近隣の人たちなどでお金や品物を融通し合う民間互助の仕組みである頼母子講(たのもしこう)で、珠の夫の保(金子大地さん)が1000円もの大金(大正時代の「1000円」は燃料代なら200年分を賄えるほどのお金)を手にする展開に視聴者が大興奮。X(旧Twitter)ではこの日、「頼母子講」というワードがトレンド入りするなど反響を呼びました。
『ブラッサム』作品概要(※敬称略)
近所の憩いの場となる珠の家
得意とする針仕事を生かして仕立てや繕い物の仕事を始めた珠の家は、近所の女性たちの憩いの場となっていました。
そんなある晩、保が寄り合いの宴会が終わって帰宅すると、珠はまだ針仕事を続けていました。
帝大を中退させてまではるばる札幌まで連れてきてくれた保の選択について、珠はずっと葛藤を抱えていました。そして、目に涙を浮かべながら「保さん、札幌に連れてきてくれて、ありがとうございました」と感謝を伝えると、保も「ほんまによかった」と笑いました。
赤ん坊の肌着を仕立てることになった珠
北海道に来て1年が経ったある日、珠は近所に住む妊婦のアキ(佐々木ヤス子さん)に頼まれ、持ち込まれた浴衣から赤ん坊の肌着を仕立てることになりました。
アキから頼まれた際、珠の中に、自分の子供のために作り切れなかった記憶がよぎります。
保は「しんどうないか?」と案じますが、珠は「大事に、丁寧に仕立てにゃいけん、そう思っちょる」と答え、心を込めて一針一針丁寧に肌着を縫い進めました。そして、仕上がった肌着を受け取ったアキは、「こりゃかわいらしい!」と大喜びしました。
興奮した様子で帰宅する保
ある晩、保が興奮した様子で帰宅してきました。
土間をウロウロ歩きながら、「これまで、ワシらにもいろいろあったよのう」と切り出し、「風向きが変わってきたで」と珠に告げました。
訳が分からず戸惑う珠に、保は頼母子講で当たりを引いた事実を明かし、札束を見せました。1000円という大金でした。珠の仕事も順調で、北海道の遅い春が、珠の気持ちを少しずつ溶かしていき、珠の表情もいつの間にか柔らかくなっていました。
SNSでは珠に対し「悲しみを隠して人の幸せを祈る姿に涙が止まらない」との声も
『ブラッサム』の第30回の放送に対し、SNS上では様々な反応が寄せられています。
ライターコメント
流産の深い悲しみを抱えながらも、他人の赤ちゃんのために一針一針縫い進める珠の姿は、涙なしでは見られませんでしたね。札幌の人々の優しさに触れ、少しずつ心を取り戻していく珠と、そんな彼女を温かく見守る保。頼母子講での大金獲得でついに訪れた平穏な日々が少しでも長く続くことを祈りつつ、今後の展開を見届けたいと思います。
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