皆さんはカセットテープをご存じでしょうか。
そう質問すると認知に大きな差が出ると思います。
30代後半以上の人には小さい頃に慣れ親しんだ人も多いかと思いますが、デジタル配信でいつでもどこでも気軽に聞けるようになった今、逆に「昭和レトロ」ブームが後押しして、Z世代にとって新しいカルチャーとして受け入れられているという珍現象が起こっています。
ワイヤレスのポータブルカセットプレーヤー
そんなカセットが再評価されている流れに乗ってか、DVDやアルカリ乾電池を展開している電響社(大阪市浪速区)が5月15日、マクセルブランドの充電式ポータブルカセットプレーヤー「MXCP-P100」をマクセル公式ショップ 本店で5月26日に発売することを発表しました。
電池交換が不要
有線ヘッドホンだけでなく、Bluetooth(ブルートゥース)に対応しているので自分の好きなヘッドホンで音楽を楽しむことができます。
何度も繰り返し使える充電式なので電池交換が不要とのこと。
再生専用のため、録音はできませんが、カセットで音楽をいつでも聞くことができます。
近年のレトロブームが追い風に
マクセルブランドのカセットテープ自体は1966年に国内で初めて商品化されてからこれまでたくさんの種類のラインナップが販売されてきました。
近年のレトロブームを背景に、海外や国内のアーティストたちがカセットで音楽のリリースを行っていることもあり、再び注目を集めています。
カセットテープやカセットプレーヤーの見た目もファッションの一部に取り入れられて人気の要因の一つになっているそう。
この懐かしくも新しいカセットプレーヤーの販売を受けてマクセル公式Xには以下のような喜びの声が寄せられています。
「レンタルレコードやCDをテープで撮りためた世代には朗報です」
「メディアそのまま使えるのが良いじゃん」
「買うしかない!!!奇跡の復活!」
近年のレトロブームはまだまだ続きそうで、わくわくしますね。
詳細は順次公開されるため、気になる人は公式製品サイトをご確認ください。
公式製品サイト:https://www.maxell.jp/consumer/mxcp-p100.html