SNSで話題の「MBTI診断」。あなたはやったことがありますか?
最近、このMBTIと並んで「多重知能診断」に注目が集まっています。MBTI診断は「性格」にフォーカスを当てた診断ですが、多重知能診断は「才能」にフォーカスを当てた診断となっているそうです。
MBTI、多重知能診断とは?
MBTI診断の正式名称は「Myers–Briggs Type Indicator」となっており、アメリカの心理学者マイヤーズとブリッグスの親子がユング心理学をもとに作った性格タイプ診断だそうです。
人の性格や行動傾向を4つの視点から2択で分け、その組み合わせで全16タイプに分類します。
もともとは職場やチーム作りに使われていたそうですが、今はSNSや恋愛相性診断など、エンタメ感覚で楽しむ人が多くいる印象です。
対して多重知能診断とは、正式名称が「Multiple Intelligences Theory」となっており、アメリカの心理学者ハワード・ガードナーが提唱した「知能はIQだけでは測れない」という考え方にもとづく診断だといいます。
人の能力を8種類の知能タイプに分け、それぞれの強みや得意分野を明らかにしてくれるとのこと。教育や学習スタイルの選択、キャリアの方向性などに生かせるのが特徴となっています。
SNS上の感情
この「多重知能診断」について、SNSではたくさんの反応が寄せられていました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜楽」の声(65%)
「パッとできていいね」
「はーい。似たような人居て親近感」
「やってみます‼︎」
「INFJだから当たりw」
「それを活かしてバランスを取るチャンス。多彩な才能を伸ばしてみては?」
主な「怒哀」の声(35%)
「あなたに該当するもっとも優れた知能はありませんでした……お、おう」
「優れてるのなかったです」
「俺全体的に低すぎだろ…」
「バーナム効果を利用して「当てはまってる感」を演出した占いの類だ」
「全部自己申告だからあくまで自己評価を数値化しただけのもの」
まとめ
今回の分析では、主に「楽しむ(面白がる、興味を示す)」反応が多く、次いで「哀しみ(自分の結果に落胆)」「喜び(結果に満足)」という反応が見られました。「怒り」の反応は少数ながら、テストの科学的根拠を疑問視するものでした。
ライターコメント
多重知能診断。気になってやってみましたが、「まあそうだよね」という結果でした。MBTI診断のように、いろいろ分析したうえで診断がなされるのかと思っていましたが、どちらかというと自己分析を目に見える形にしたような印象でした。でも診断結果自体は興味深い内容となっていたので、転職前などにやってみると次の仕事の候補などが広がっていいかもしれません。