妻夫木聡さん

【第57回】NHK朝ドラ「あんぱん」八木は中国語に精通 SNS「泣かす紙芝居が喜劇に」

By - emogram編集部
喜怒哀楽

女優の今田美桜さん(28)がヒロイン若松のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」の第57回(月~土曜前8・0)が17日、放送され、俳優の妻夫木聡さん(44)演じる上等兵、八木信之介が視聴者の注目を集めました。のぶの幼なじみ、柳井嵩(北村匠海さん)を中心に物語が進む中、さまざまな局面で嵩を〝バックアップ〟する八木。この日もそんな彼の存在感が際立ちました。

泣かすつもりの内容になぜ笑うのか

中国・福建省の奥地にある駐屯地で宣撫班として活動する嵩が、親友の辛島健太郎(高橋文哉さん)と占領地民を楽しませる紙芝居を作ることになりました。

お披露目の日、観衆から笑いと拍手が起こり、嵩たちは泣かすつもりの内容になぜ笑うのかと首をかしげました。紙芝居が終わった後、「何でみんなあげん笑いよったっちゃろう? ほんとやったら泣かすつもりやったとに」と話し合う嵩と健太郎。

八木が「通訳がセリフを変えて訳したんだ」と教ると、嵩は「八木上等兵殿は連中の言葉がお分かりになるので?」と質問。八木は相変わらずぶっきらぼうで「少しだけな」とだけ答えました。

SNS上の感情

妻夫木さん演じる八木について、SNSでは投稿が相次ぎました。

emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。

感情分析の結果は以下の通りです。

主な「喜び」の声(60%)

「紙芝居が成功してうれしそうにほほ笑む八木上等兵の表情が良かった」

「通訳の機転」

「八木さんの計らい」

主な「哀しみ」の声(25%)

 「あすからは厳しいシーンが増えていきそう」

「無事に日本に帰ってほしい」

「泣かす紙芝居が喜劇になった」

主な「楽しみ」の声(15%)

「伝えたいメッセージも分かりやすい」

「ほぼ史実通りというところも面白い」

「曲がりなりにも紙芝居が成功」

まとめ

今回の分析では、妻夫木さん演じる八木について、「八木上等兵、中国語まで分かる! マジで何者なんだ」「八木上等兵の立ち位置が謎すぎる」「ますます謎深まる一方の八木の経歴」と経歴に興味を示す声などが相次ぎました。

ライターコメント

第55回(13日放送)では中国行きが決まり、嵩が八木にこれまでの感謝を伝えた際、嵩が入隊当時に井伏鱒二の詩集を持っていたことから「同じ匂い」を感じたと話していました。軍隊になじめない嵩を気にかけ、折にふれ助け船を出してきた八木。戦後、嵩と思わぬ再会を果たし、のぶと嵩の人生に大きな影響を与えるようになります。SNSでは「八木上等兵が謎の人物のままで終わったら逆に面白い」と指摘する声もありました。

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