日本マクドナルドは14日、公式サイトで一連の「ハッピーセット騒動」をおわびするとともに、全5種類のおもちゃが付いたハッピーセット「ポケモン」を予定通り8月15日に発売し、それに合わせて8月15日~17日の3日間、購入制限を実施することを発表しました。
公式サイト:https://www.mcdonalds.co.jp/company/info/2025/0814a/
詳しい購入制限の内容は以下の通りです。
・販売個数:1グループ1会計「3セット」までが上限。4セット以上の注文はキャンセル処理となる。
・モバイルオーダーやマックデリバリーサービスも同様の購入制限を実施し、期間中は一部店舗、時間帯によっては利用を制限されることがある。
・上記が守れない場合、購入をお断りする場合がある。
なお、騒動の発端となったポケモンカードの「配布はない」とのことです。
SNS上の感情
8月9日から3日間にかけてマクドナルド公式Xに批判の声が殺到した、今回のハッピーセット「ポケモン」とおまけのポケモンカードの転売問題。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「怒り」の声(75%)
「転売ヤーが群がってるのっておもちゃじゃなくポケモンカードの方だと思ってたけど違うのか?」
「制限する意味無くて草」
「カードないなら混み合わないよ。初日の金曜は配布ないから誰もいなかったじゃん?そんなのも本部は把握してないの??」
「ポケモンカードが貰えるわけじゃないから今更だけど」
「結果、最初に爆買いした転売ヤー達の一人勝ち感ある」
主な「哀しみ」の声(15%)
「違うんだよマクドナルドさんよ…そうじゃねーのよ… 」
「4個でコンプリートなのに、もはやただの嫌がらせやろ」
「対応が遅い、初めからやればいいのに」
「違う店廻るだけだろ」
主な「喜楽」の声(10%)
「お盆中一般人はマックに近づかないことだな」
「友人が『子供に頼まれてたけどこないだは買えなかった』って落ち込んでたから明日は買えますように」
「こども食堂に寄付メニューみたいなの作ってカードだけ渡せば良いと思います」
まとめ
今回の分析では、日本マクドナルドが謝罪ともとれる声明を公式サイトで発表したものの、「転売ヤーのお目当てはポケモンカードでハッピーセットではない」と逆効果だったようで、多くの批判の声がSNSに殺到し、Xでトレンド入りしてしまうほどでした。
ライターコメント
転売ヤーによって「ちいかわ」「ポケモンカード」などの人気商品を買い占められてしまう問題が年々深刻化しているように感じます。筆者は先日、大阪・関西万博の公式グッズ転売問題も取り上げましたが、「最初から受注販売にしておけばよかった」に尽きます。企業はこの問題にしっかり向き合い、対策を徹底してほしいですね。