最近、欲しいグッズがあっても買えない〝転売〟問題が増えているように感じます。
マクドナルドのハッピーセットについてきた「ポケモンカード」の騒動が記憶に新しいですよね。
あれもあっという間に「即完売」になり、本来の購入層の子供たちが買えないという事態に陥ったため、日本マクドナルドが声明を出すという事態に発展しました。
「転売ヤー」は大阪・関西万博でも
そんな中、2025大阪・関西万博公式ライセンス商品公式Xが12日に投稿した内容が話題を呼んでいます。
\転売しないで~~~💦/
万博グッズの転売は固くお断りしております。
フリマサイト等でのご購入はお控えいただき、
オフィシャルストアにてお買い求めください。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします!#EXPO2025 #ミャクミャク#万博グッズ pic.twitter.com/kfCYvKY7N5— 2025大阪・関西万博公式ライセンス商品【公式】 (@expo2025product) August 12, 2025
「転売しないで~~~💦 万博グッズの転売は固くお断りしております。フリマサイト等でのご購入はお控えいただき、オフィシャルストアにてお買い求めください。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします!」という文章とともに、全ての目で泣いている万博公式マスコットキャラクター「ミャクミャク」のイラストが添えられています。
ミャクミャク様も涙の訴えをするくらい、転売問題は深刻なようです。
SNS上の感情
大阪・関西万博のライセンス商品公式Xが「転売をやめてほしい」ともとれる投稿をしたことに対し、SNSでは多くのコメントが寄せられました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「怒り」の声(60%)
「ほなら買えるようにして。ミャクちゃん泣かせて同情引こうとしてもムダ。それではマクドナルドとやってること一緒だよ」
「会場行っても売り切れで再入荷もする予定せず買えない商品沢山あるじゃないですか、そういう事しといてこのポストはどうなんですかね」
「対策する気もないくせに、理解を求めるのは順序が違う」
「動機(儲かる)と手段(フリマサイト他)と機会(朝一買える)の3つが揃ってる限り無くならない」
「ほな受注販売とかなんかしたらいいと思う 9時に入ってダッシュで並んで1時間、目の前で売り切れてどうしろとって感じ」
「どこもかしこ注意喚起するだけ…そんなんで転売がなくなるなら苦労しないのよね(ヽ´ω`)」
主な「哀しみ」の声(20%)
「サンリオコラボやたまごっちコラボに関しては、せめて来場者対象に受注販売を検討して頂きたく…9時入場者にあらかたさらわれるのつらすぎます」
「人気の商品は受注生産等の対策を取って頂けたら嬉しいです」
「この前行って午前中にショップ並んだけどコラボ系のやつはほとんど品切れ、オンラインも品切ればかりで残念過ぎる」
「現地に行けなくてオンラインでも販売されないグッズは諦めるしかないんですね…」
「マクドナルドと全く同じで、対策していないなら結果は変わらないでしょうね、、、」
主な「喜び」の声(15%)
「国の事業なんやから、法的処置取れるようにするとか、フリマサイトにお達しするとか色々やり方ありそうやけどな」
「もっともです、沢山の人に行き渡るようにが万博の主旨だと思います」
「我らがミャクミャクさまを泣かせるとは…相当な罰当たりな不届き者がいるな……」
「ミャクミャクを泣く泣くにしないで」
主な「楽しみ」の声(5%)
「チケットIDと組み付けて一人何個までとすればかなり防げますよね」
「転売ヤーがぐうの音も出なくらい供給お願いします!」
「ミャクミャクさまってしっぽまで泣くんだ」
まとめ
今回の分析では、深刻化している大阪・関西万博の公式グッズ転売問題に対して、「具体的な対策を取らないと意味がない」といった怒りの声や、「人気のグッズは受注販売や予約販売にしてほしい」といった声が案の定大多数を占めました。そんな中、ミャクミャク様の尻尾部分の目玉に注目し、「この部分も泣くのか」といった新しい発見をする声も中には見られました。
ライターコメント
筆者も昨日、近くのコンビニでコラボ開始日の朝にも関わらず特典コーナーが既にすっからかんになっている状況を目の当たりにし、驚きました。全て転売ヤーのせいとは限らない(と思いたい)ですが、「受注販売などを真剣に検討してほしい」と皆さんが考えるのも仕方がないなと思いました。