洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」を展開するシュゼット・ホールディングス(兵庫県西宮市)は、バターとアーモンドの香りが特徴のフランス発祥の焼き菓子「フィナンシェ」の専門店「BEAN to FINANCIER(ビーン トゥ フィナンシェ)」の第1号店を28日に東京・新宿の新宿髙島屋の地下1階にオープンします。
芦屋で喫茶店として誕生
「アンリ・シャルパンティエ」は1969年に青い炎が印象的な「クレープ・シュゼット」を提供する喫茶店として兵庫県芦屋市に誕生。現在は国内94店、海外でも6店舗運営しています。
洋菓子世界大会第1位となったパティシエを擁し、創業時から生ケーキはすべて手作りにこだわるなど、 丁寧なお菓子作りを通じ、さまざまなシーンで感動の提供を目指しているブランドだといいます。
毎日焼き立てを提供
今回、出店する新店舗で販売供するフィナンシェには、香りと味わいの重要なポイントとなるアーモンドにイタリア・シチリア産が使用されています。
そのアーモンドと、北海道産前発酵バターを使ったフィナンシェで、アンリ・シャルパンティエのシェフが、毎日、店内で焼きたての状態で提供するとのこと。焼きたてのフィナンシェを提供する時間は店頭で案内するそうです。
価格は、フィナンシェのプレーンが238円、アーモンドクラッシュは1個292円です。

手土産の定番
これまでも、百貨店の催事をはじめとして、アンリ・シャルパンティエの焼き立てのフィナンシェは販売されてきました。
地元の西宮・芦屋でも、上品な味と、すぐに食べられるハイセンスさを兼ね備えたお洒落さが、定番の手土産としても人気が高いというアンリのフィナンシェ。
全国に約三千あるえびす宮の総本社「西宮神社」では、「えびすフィナンシェ」が「奉納菓子」として、毎月1日の旬祭に奉納されており、旬祭の参列者は、祭典後「えびすフィナンシェ」をいただくことができます。
西宮神社は、「福男」でも有名で、毎年1月に開催され、午前6時に本殿までの参道約200mを全力疾走で駆け抜けた3人の福男たちへの、副賞としても「えびすフィナンシェ」が贈られます。
SNSではアンリのフィナンシェについて、
「甘い香りにつられて寄ってしまった。焼き立てはバターの香りがすごい」
「これ焼き立て信じられないくらい美味しい」と評判です。
アンリのフィナンシェは、甘くて、ちょうどいい触感で、食べやすいサイズ。
今回の新店は、さらに焼き立てで提供するということで、一口食べれば、疲れた体と心が癒されそうです。