国土交通省関東地方整備局などが3月4日に合同で行った記者会見で、大雪の影響で立往生などのおそれがあるため、高速道路の26区間で予防的通行止めを行うと発表しました。
予防的通行止めは、正確には国土交通省により年度毎に制定された「大雪時の予防的通行規制区間」に基づいて、各地方の整備局や気象局等が合同で高速道路と国道で「人命を最優先に、幹線道路上の大規模な車両滞留を徹底的に回避する」ことを目的に大規模な予防的通行止めを実施することを指しています。
そもそもの前提として大雪があり、豪雨や地震等の他の自然災害にはそれぞれに特化したまた別の対策がとられています。
予防的通行止めの実施を受け、4日午後にSNSでは「車移動の方は気を付けて」と安全を呼びかける声や「これ降らなかったらどうするんだ…」などの不安の声も上がりました。
予防的通行止めは、時間や日付により通行止めになる区間が異なるため、詳しい時間や場所は国土交通省の「大雪時の予防的通行規制区間」と、各整備局のサイトから確認できるNEXCO東日本など各高速道路会社のホームページを参照してみると、自身の生活環境にどのような影響があるのか考えてみる機会になるかもしれません。