今、SNSで「LOVE(ラブ)タイプ診断」という診断が流行っているのをご存知でしょうか。
個人の性格を16タイプに分類する性格診断ツール「MBTI診断」の恋愛特化版のようなもので、この診断により自分の恋愛の傾向がわかるということです。
MBTI診断とは
ちなみにMBTIとは、正式名称を「Myers–Briggs Type Indicator」といい、アメリカの心理学者マイヤーズとブリッグスの親子がユング心理学をもとに作った性格タイプ診断です。
最近は、オンラインなどで無料の診断サイトがありますが、MBTI診断の理論を参考に作られた性格診断であることが多く、心理統計学的な信頼性を疑問視する向きもあると言われています。
MBTIは、人の性格や行動傾向を4つの視点から2択で分け、その組み合わせで全16タイプに分類します。具体的には①「外向」と「内向」②「感覚」と「直感」③「思考」と「感情」④「判断」と「知覚」で、それぞれ選んだ選択肢により、「建築家」や「主人公」「幹部」などの16タイプに分類されます。
MBTIは、もともと、職場でキャリア開発やチーム作りのために使われていることも多かったようですが、オンラインなどの無料の診断サイトは、恋愛相性診断などライトにエンタメ感覚で使う人が多いようです。
「恋愛」にフォーカス
このMBTI診断を「恋愛」にフォーカスしたのが今話題の「LOVEタイプ診断」です。分析要素には恋愛傾向と相性、弱点、価値観などが含まれており、MBTIのように、4つの視点から2択で分け、その組み合わせで全16タイプに分類する診断となっています。
Lead / Follow 自分のペースに合わせて欲しいか、相手のペースに合わせるか
Cuddly / Accept 甘えたいか、甘えられたいか
Realistic / Passionate 現実的な恋愛を望むか、情熱的な恋愛を望むか
Optimistic / Earnest 恋愛に関して自由であるか、真面目であるか
この組み合わせにより、「自分がどのような人を求めているのか」「どのような人と合うのか」や「どのように行動すればうまくいくのか」を考える際の指標となってくれるそうです。
ネット上の反応
この「LOVEタイプ診断」に、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。
主な「ポジティブ」の声(63%)
「これあたりすぎてる」
「ロマンスマジシャン、一部当たってる」
「これ本当に当たってるわ MBTIよりサクッとできるし、何より感性が日本人に合ってて、MBTIよりも信憑性ある気がする」
「暇つぶしにやってみたらかなり当たってるな… MBTIの恋愛版という発想が面白いね」
主な「ニュートラル」の声(28%)
「個人的には結構当たってた」
「これ恋愛したことない人はどう選べばいいか分かんない」
「LAPO仲間いる?🙌」
「自分のタイプ見てみたけど意外と当たってて笑った」
主な「ネガティブ」の声(9%)
「こんな診断やってるから恋愛できないのではないのでしょうか?」
「ところどころ意味わからん質問あったくね?」
「こういう診断って面白いけど、実際の恋愛はもっと複雑だよね。単純化しすぎな気がする」
まとめ
今回の分析では、「LOVEタイプ診断」に対し、SNSでは「当たってる!」「面白い」といった共感や盛り上がりの声が多数寄せられました。MBTIより簡単で日本人の感性に合うという評価や、カップル・友人同士で相性を試して楽しむ様子も目立ちました。一方で「恋愛経験がないと答えに迷う」「科学的根拠は薄い」といった指摘も見られましたが、全体的には手軽に楽しめる診断として好意的に受け止められていました。
ライターコメント
この診断、筆者もやってみたのですが思ったより当たっている気がします。「忠犬ハチ公」の結果になって、「わ、わかる…」と感心してしまいました。編集部内でも何人か診断していたので、みんなで、結果を共有して楽しくなっていました(笑)。診断自体はさくっと終わるボリューム感だったので、友人やパートナーと共有しながら診断してみても楽しそうですね!