帝国データバンクは30日、10月に値上げが予定されている食品が3024品目になるとの調査結果を発表しました。4月以来半年ぶりに3千品目を上回る値上げラッシュとなります。
焼酎や日本酒などを中心とした酒類や飲料が最多で、コメ価格の高騰に伴い、パックご飯や切り餅などの加工食品の値上げも目立ちます。
2025年通年では12月までの公表分で累計2万381品目に上ります。原材料の価格高騰に加え、物流費や人件費の上昇がコストを押し上げました。帝国データバンクは「物価高への反発は根強く、割安な商品へのシフトといった節約志向が続いている」と説明しています。
SNS上の反応
10月に値上げが予定されている食品が3024品目になるとの調査結果が発表されたことに対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「怒り/不満」の声(42%)
「政府、政治家がちゃんと仕事してない証明だな」
「政治家や金持ちどもには痛くも痒くもないんだろうね」
「値上げ値上げまた値上げ、もぉ勘弁してほしいよ何も買えないよー😣」
「総裁選の候補は誰も物価高に対してどうするか何も言わない、正に自民党って感じ」
主な「不安/懸念」の声(35%)
「この値上げラッシュ多分止まらないんじゃない?後何年続くか不明だが」
「また食品の値上げラッシュ…家計への影響がホント気になりますね💦」
「悪いスパイラルが延々と続いていく。この先はどうなるの?」
「米も酒も高くなるとか、もう何を楽しみに生きればいいの」
「ほんとに家計への影響大きいよね…また節約工夫しなきゃだ💦」
主な「諦め/疲労感」の声(15%)
「また値上げか…もう慣れてしまった自分が怖い」
「半年ぶり?なんかいつも値上がりしてる様な気がするけど…?」
「今年に入って何回目の値上げだろう?もう笑うしかない」
「えー!パックご飯も値上げかー!🍙」
主な「皮肉/冗談」の声(8%)
「強制的に嗜好品やめれるダイエット…」
「もうそこら辺の草を食べるしかないな…」
まとめ
今回の分析では、10月に値上げが予定されている食品が3024品目になるとの調査結果が発表されたことに対し、否定的な反応が多く見られました。政府の対応不足への批判が多く「政治家がちゃんと仕事していない」「政府は何もしない」といった意見が目立ちます。また、「家計への打撃」「生活困窮」など生活への影響を懸念する声も頻出しています。中でも酒類やコメ関連製品の値上げに対する驚きや失望の声が多く、「晩酌が高級品に」「楽しみを奪われる」といった感情が表れています。一方、「また値上げか」「もう慣れてしまった」という諦めや疲労感を示すコメントも数多く寄せられていました。
ライターコメント
また値上げですね。酒類が上がるのは痛手なので、今夜、少し多めに買っておこうかと思いました。