三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の三井住友カードは3日、共通ポイント「Vポイント」の運営企業を2026年3月の完了を目指して買収すると発表しました。個人向けのポイントを使ったサービスを強化する狙いがあります。
CCC傘下のCCCMKホールディングス
子会社化するのはTSUTAYA(ツタヤ)などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下のCCCMKホールディングス(横浜市)。子会社化後は社名をVポイントマーケティングに変更します。
三井住友FG傘下の各社が持つ決済や購買に関する情報を組み合わせることで、顧客一人一人に合ったクーポンや広告を配信することなどを検討しています。
SNS上の反応
三井住友カードが、「Vポイント」を運営するCCCMKホールディングスを買収するという発表に対して、SNS上ではコメントが相次いでいます。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「混乱・戸惑い」の声(35%)
「ポイントカード変わりすぎてよくわからなくなってしまった なにやら外観はTポイントカードに似ている気もするんだけど‥」
「話違うけどずっとTポイントで来ただけにこのVポイントって名前違和感感じるわぁ🙄 私だけなんかな… 未だに慣れない」
「他社のポイントもそうだけど 色々改変があってよく分からなくなってきた」
「もしかしてTポイント→Vポイント→Mポイントに…!?」
「ポイント多すぎて効率悪すぎる」
主な「中立的・事実確認」の声(25%)
「ポイントサービスの再編が進んでるね 利用者への影響も気になるところ」
「いくらで」
「Vポイント忘れてたな。久々にみたらずいぶん貯まってた」
「ポイントまで転売時代か」
主な「肯定的」の声(20%)
「だろうなとは思ってた 自分は全てのポイントをVに集約させたから、大きくなるなら歓迎」
「ええ合併やと思うで」
「great」
主な「否定的」な声(15%)
「OliveもVポイントも興味なし」
「使えないポイントつかない店には行かなくなるだけ」
「自由経済だからと言って国内でパイの取り合いやってないで、海外に出て行けばよかった・・・という業界多々あるのに、まだわかってない」
主な「提案・要望」の声(5%)
「それより、またVポイントをPayPayポイントに変えられるようにしてほしい」
「政府主導で2、3に統合すべき」
まとめ
今回の分析では、三井住友カードが、「Vポイント」を運営するCCCMKホールディングスを買収するという発表に対して、ポイント集約を歓迎する声もある一方、ポイントサービスの多様化に対し「多すぎて効率が悪い」「統合すべき」という意見も出ています。また、自分が主に利用しているポイントサービスについて言及するコメントも複数見られました。
ライターコメント
現在のVポイントは、三井住友の旧VポイントとCCCの旧Tポイントを統合して発足。このためアプリが2つあり、買収後は1つにまとめます。Vポイントアプリと三井住友FGの個人向けアプリ「オリーブ」との連携も強化する方針としています。統合で利便性が高まるならありがたい選択ですね。今後に期待です。
>三井住友FGがソフトバンクと連携、オリーブとPayPay接続で利便性向上も賛否は拮抗!?