「デブラブ」アニメ化で人気再燃、SNS「主人公の心理描写が細かく、とても共感できる」

By - emogram編集部アト
エンタメ

各種SNSで20日、トレンドに浮上した「デブとラブと過ちと!」のワード。

パワーワードを全部盛りしたようなワードだな…と思いつつ検索してみると、NTTソルマーレが運営する電子書籍サイト「コミックシーモア」内のレーベル「恋するソワレ」で連載されている「ままかり」さん著のラブコメ漫画のタイトルでした。

「デブとラブと過ちと!」とは?

コンプレックスの塊・夢子がある日、大事故にあい、なんとか一命を取り留めますが、目が覚めた彼女はまるで人が変わってしまっていたという設定です。

「これが…私…!? 超かわいい」。事故前と180度異なる彼女の様子に周囲は驚きと戸惑いを隠せませんが、超ポジティブになった夢子の環境は大きく変化し…というストーリー。

本作は、「デブラブ」という略称で愛されており、2022年11月7日~12月26日までTOKYO MXで3時のヒロインのかなでさん(33)を主人公の夢子役に迎え、ドラマ版が放送されました。

この10月からは、ドラマ版と同じくTOKYO MXなどでアニメ版の放送が始まったのをきっかけに、人気が再燃、SNSでトレンド入りしたというわけです。

ネットユーザーの書評

そんな盛り上がりをみせている「デブとラブと過ちと!」ですが、原作にはどんなレビューが寄せられているのでしょうか。

emogram編集部では、原作の書評に関するネットユーザーのコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「 高評価」の声(65%)

「主人公のぽっちゃり女子が可愛くて応援したくなります。絵も綺麗で読みやすい!」

「漫画のタイトルからして惹かれた。デブというワード使うのにもちゃんと意味があってすごく良い。絵も綺麗で読みやすい」

「登場人物みんな魅力的で応援したくなります。ぽっちゃりさんの恋愛ものでここまでリアルに描かれてるものは少ないと思います」

「主人公の心理描写が細かく、とても共感できる部分が多いです。キャラクターたちも魅力的で、ストーリー展開も面白いです」

「タイトルに惹かれて読み始めたけど、主人公の可愛らしさやリアルな描写に引き込まれました。絵も綺麗で読みやすい!」

主な「共感・感動」の声(20%)

「自分も太めなので主人公の気持ちがとても共感できて、時々涙が出てきます。前向きになれる作品です」

「体型に悩む女性の気持ちがリアルに描かれていて、共感しながら読んでいます。自己肯定感について考えさせられました」

「期待・応援」の声(10%)

「この作品を通して多くの人が自分の体型に関わらず自己肯定できるようになれば良いなと思います。続きが楽しみです」

「改善希望」の声(5%)

「サブキャラクターの描写がもう少し欲しいです。魅力的なキャラクターたちなのでもっと掘り下げて欲しい」

まとめ

今回の分析では、この作品に対して、多くの読者から好評を得ていることが分かりました。とりわけ「自己肯定感」や「体型コンプレックス」といったテーマの描き方が評価されており、共感や感動のコメントが多く見られました。また、キャラクター設定やストーリー展開についても高評価が寄せられています。一部の読者からはより深い描写を求める声もありましたが、全体としては「前向きな気持ちになれる作品」として支持されています。

ライターコメント

筆者は同作を存じ上げなかったのですが、ドラマ版サイトを見たところ、夢子を演じたかなでさんのビジュアルがとても可愛らしくて素敵だったので、原作を読んでみようかなと思いました。

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