とあるXユーザーの投稿がきっかけで26日、「ジブリ離れ」というワードが突如話題になったのをご存知でしょうか。
現在、ジブリ作品は「火垂るの墓」を除きすべての作品がストリーミング動画配信サービスで配信されておらず、「今の子供は知らないのでは」「見たことがないと言っている子が多い」と言われています。
現在、ジブリ作品を見る方法としてはこの3種類があります。
・金曜ロードショーなどの地上波テレビでの放映
・レンタル店でDVDやブルーレイを借りる
・DVDやブルーレイを購入
現在、ユーネクストやアマゾンプライム、ユーネクストなどたくさんの動画配信サービスが存在しており、そんな中で借りる、購入するという選択肢を選ぶ人は少ないと言われます。普段、動画配信サービスを利用している人にとっては、選択肢は、テレビの放映を待つのみとなり、必然的に見る機会が減っているのではないかと言われています。
ネット上の感情
今回の「ジブリ離れ」という投稿に対し、コメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「批判的」な声(45%)
「サブスク解禁しないのは日テレが権利に絡んでるんじゃないですかね。ナウシカを電子書籍で出さない方が理解できん」
「海外だとネトフリで見れるから将来的に外国人は知ってるけど日本人の知らない日本のアニメって事になってしまうのだろうか。。」
「円盤を買う習慣も、テレビ放映を録画する習慣も、どんどん消えてってるから、配信でしか観ないのにね」
主な「提案・解決策」の声(30%)
「テレビで放送されたヤツを録画したヤツでしのいでる親御さんは多そうな気します。特に幼児に大人気なトトロ」
「TSUTAYAで安い時に借りると、110円で2週間レンタルできますよ」
「レンタルビデオ行って家族と探すのも楽しいですよ、他の作品にも出会えますし」
主な「懸念・不安」の声(15%)
「経営戦略なのかもしれんが、ジブリが将来『私達は見たことないけど、おじさんおばさん達が好きな作品』になってしまう可能性があるのでは?ジブリのゲートボール化とでも表現すればいいのか」
「ここ十年くらいのあいだ少年少女だった子達の中には結構な人数ジブリ見たことないと言う子が居ますね」
「以前、近所の子供にジブリの話振っても、ジブリ?ってなったなぁ。。」
主な「中立的・事実確認」の声(10%)
「じいちゃんとママが昔テレビでやったのやいてくれてるからいくらでも見れる」
「確か海外ではネトフリで見れるらしくて、VPNだったかで海外のネトフリサーバーにアクセスできるようにしてから言語を日本語に戻すとかめんどくさい事すればネトフリでジブリ見れるみたいな事聞いた」
「大丈夫です!うちの子、めっちゃくちゃ見てますので、安心してください!」
まとめ
今回の分析では、ジブリ作品の国内視聴環境について、SNSでは「サブスクで見られないのは不便」「今の子どもたちに届きにくい」といった声が多く寄せられました。海外ではネットフリックスなどで視聴可能なのに、日本ではテレビ放送か円盤購入・レンタルに限られる点への不満が目立ちます。一方で「録画やレンタルで楽しんでいる」「円盤を買えばいい」といった現実的な意見も見られました。全体としては、ジブリ作品の「次世代への継承」に課題を感じる声が中心でした。
ライターコメント
今回の話題を見て、確かに「ここ最近ジブリ作品見てないな…」と思いました。テレビでの放映もなくはないですが、そこまで頻繁ではないイメージがあるので、今の子ども世代は触れる機会は少ないかもしれませんね。気になってなぜ配信をしないのか簡単に調べてみましたが、権利関係があることと、作品価値の維持、劇場公開・ディスク販売を重視するスタジオジブリの方針が関係しているそうです。久しぶりに見たいと思ったときに気軽に見られないので配信してほしいなと思いますね。












