X上で11月10日、「子どもが1人で買い物をしているときにお金が少し足りていない場合、どうしてあげるのが正解なのか」という話題が注目を集めていたのをご存知でしょうか。
とあるXユーザーの投稿から話題になっていたのですが、そのユーザーはある日買い物をしてレジに並んでいたところ、前でお会計をしていた小学生が「22円足りなくて購入できない」という場面に遭遇したそうです。
レジスタッフは「待ってるから両親と一緒においで」と優しく諭したそうなのですが、その子どもはなかなか引き下がらなかったとのこと。
投稿主が「出してあげるべきなのか、でもこの子どものためにはならないような…」と悩んでいたところ、別の人が「いくら足りないの?」と聞き、その金額を出してあげたんだそうです。
この投稿に、X上では様々な意見が飛び交っていました。
ネット上の感情
今回の状況での「足りない分を出してあげるかどうか」という話題に、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「甘やかすべきではない」の声 (42%)
「子供を乞食にしない為にもキッパリ買えない事を伝えよう。他人が、足りない金を出すのも親切かも知れないけど、甘やかすと結局はその子の為にならない。我慢を覚えさせるのも大人の責任だと思う」
「一番やってはいけないのは店員さんが自腹切って負けてあげる事。後ろのおばさんは好意のつもりかもだけどこういう成功体験を与えてしまうと『お金が足りなくても大人がお金くれる』と同じ事をくり返す可能性も。お金が足りないと物を買えないとキッチリ教えるのが子供の為ではないでしょうか」
「ダメですね。『知らない他人から金がもらえる』『足りなくても何とかなる』と教えているのと同じです」
主な「実務的解決策」の声 (25%)
「レジ係もお金もらえれば出処はどこでもOK、なのもヤバい。それはダメです、でお金貰わないで毅然と対応しなきゃ」
「一旦会計なしにして親来るまでレジの側に待たせれば?その間後ろの人が会計すればいい」
「足りるようにして、不足分のお菓子を引く。1個ものなら、家から22円持って出直し。これが正解でしょ。そもそも誰かが恵んでもらえる前提で買い物しないでしょ、みんなw」
「レジにいると邪魔になるのでサービスカウンターに任せるべき」
主な「助けるべき/優しさ」の声 (15%)
「私もだしてあげる」
「2回ほど遭遇しましたが、払ってあげてしまってました。世知辛い世の中なんですねぇ」
「その子のためを思うなら諦めて母親を探しに行かせるのが正解 私ならはした金だから代わりに支払って解決」
主な「疑念/悪意の可能性」の声 (10%)
「嘘泣きでもして上手い事やってこいよ、あとあーしのじゃがりこ忘れんなよ〜とか母親が指示してる可能性すらあるわ」
「誰かから金をふんだくろうという魂胆です。ガキだからと言って純粋無垢だと思ったら大間違いです。なんだったら母親からそうして来いと推奨されているかもしれません。ある意味英才教育です」
「最近、わざとお金を少なく持ち(持たせ)子供だけで買い物させ、足りない分を店側、または周囲の人に出させるという手口を子供にやらせているのです。百円以下ならなんとかしてくれるだろうという姑息さ。☺️」
主な「中立的/個人の自由」の声 (8%)
「別にどれが正解とか決める必要ないんちゃう、自分がしたいようにすれば良い。甘やかして子供の教育的とかは他人のコやし知ったこっちゃないし、その経験でその子供が大人なっても同じ事繰り返す訳でも無いし」
「こんなの人それぞれやで、正解は自分の感性の一つだけと思わない事が正解」
まとめ
今回の分析では、レジで「お菓子が22円足りない女の子」に遭遇したという投稿に対し、SNSでは対応をめぐって意見が分かれました。「お金が足りないなら買えないと教えるべき」とする教育的立場と、「困っている子は助けたい」という優しさ重視の声が対立。また、「一旦会計を取り消して親を呼ぶ」などの実務的提案や、「意図的な行動では」と疑う意見も見られました。全体としては、モラルと現実対応のバランスを考える議論が中心となりました。
ライターコメント
これ、難しい問題ですよね。筆者は小さい子だし、出してあげてもいいのでは、と思うのですが、教育的目線で考えるとその子のためにならないという意見にも納得できてしまうので悩んでしまいます。かといって解決を待っているとレジが混雑してしまうので、「商品はよけておいて、両親からお金をもらってから再度会計に来る」がベストの対応なのかもしれないですね。皆さんなら同じ場面に遭遇したらどうしますか?












