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「お正月」がなぜトレンド入り?背景にミッフィー?

By - emogram編集部
ライフ

12月4日の各SNSのトレンドには「お正月」が入りました。

師も走る「師走」、年の瀬だけでなく「お正月」も既に視野に入り始めましたね。

仕事納めに向けて、いわゆる「年末進行」が始まっているみなさんもいらっしゃるでしょう。かく言う我々も年末進行が見えております…恐ろしいですね…。

震える話題は一旦横に置いて、今回「お正月」がトレンド入りした詳しい理由はわかりませんでしたが、要因の一つとして考えられるのが、オランダの人気絵本「ミッフィー」のお正月飾りが12月1日から発売になったこと。実際、朝の段階でグーグルトレンドで「お正月」と詮索すると、ニューストピックの項目に「ミッフィー」というキーワードが並んでいたので、その関連を疑ったというわけです。

ミッフィーのお正月飾りが1日から発売

ミッフィーが急遽「トレンド」に浮上した真の要因がミッフィーなのかどうか、明確な理由は結局分からないままですが、調査途上で浮上したミッフィーの正月飾りが気になったので、どういうものなのかを調べてみました。

このミッフィーのお正月飾りは、キャラクター雑貨の企画製造などを手掛けるベネリック(東京都千代田区)が運営するミッフィーのお花屋さん「フラワーミッフィー」で1日から売り出された商品です。

「ミッフィー福だるま」が一輪挿しになった「Flower Miffy 福だるま一輪挿し」と、お正月を彩る「Flower Miffy 迎春和飾り」で、この正月飾りがSNS上で話題になっています。

「Flower Miffy 福だるま一輪挿し」は、鮮やかな赤色と丸いフォルムが特徴の「ミッフィー福だるま」が一輪挿しになったもので、価格は税込み5940円です。

福だるま一輪挿し Ⓒ copyright Mercis bv,1953-2025

このほか、新年を迎えるミッフィーの姿をイメージしたデザインの木製プレート付き和飾り3種も発売。ミッフィーマムをあしらった「Flower Miffy 迎春和飾り ミッフィーマムレッド」(税込み5940円)のほか、カラフルな装飾が特徴の、一回り小ぶりなサイズ感の「Flower Miffy 迎春和飾り」も用意。こちらはピンクとイエローの2色展開を用意したそうです。価格は3740円です。

「Flower Miffy 迎春和飾り」ミッフィーマムレッド Ⓒ copyright Mercis bv,1953-2025

いずれも、全国のフラワーミッフィー、フラワーミッフィーオンラインショップで発売中です。

フラワミッフィー公式サイト:https://benelic.com/flowermiffy/

そもそも正月飾りって…?

そもそも正月飾りとは、何のために飾るものなのでしょうか。

なんとなく行事として支度をしている方もいらっしゃるかもしれませんが、調べてみたところ、群馬県前橋市にある産泰(さんたい)神社の公式サイトのコラムである「このはな手帖」に記載がありました。

2024年12月25日に掲載されたコラム(https://www.santai-jinja.jp/blog/shogatsukazari-when/)によると、正月飾りとは「お正月の福の神である『年神様(としがみさま)』をお迎えするための飾り」のことだそうです。

「門松」「しめ飾り」「鏡餅」の3つが正月飾りの代表的なもので、それぞれ神様をお迎えする目印、清浄で神聖な空間を作り出すもの、そして神様が宿る依り代となるのだとか。

今回ご紹介したミッフィーの和飾りだけでなく、今は「デザイン飾り」と呼ばれるものなど様々な種類の正月飾りが売られています。

興味を持たれた方は、いつから飾って、いつまでにどのように処分するのかは地域差があるので、自分がお住まいの地域はどのようなルールで行われているのかを調べた上で、ぜひ飾ってみてくださいね。

 

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