国際興業グループの富士屋ホテル(神奈川県足柄下郡箱根町)は3月27日、旧御用邸菊華荘で日本の伝統と美意識を取り入れた和のアフタヌーンティーが楽しめる「時の抽(ひ)き出し千代箱 -四季彩アフタヌーンティー-」の提供を4月1日から始めたと発表しました。価格は税込みで7500円です。
上質な日本茶や特性の和洋折衷スイーツが味わえる
旧御用邸菊華荘は、富士屋ホテルの別館として知られる格式の高い日本建築の建物です。明治28年に皇室の宮ノ下御用邸として建てられ、昭和9年から高松宮殿下別邸となっていましたが、昭和21年に富士屋ホテルへ下賜され、現在は国の登録有形文化財に指定されています。
この築約120年の純和風建築の趣ある空間で、三段の抽(ひ)き出し形の木箱と美しい模様が特徴の箱根寄木細工の器で提供されるそうです。
三段の抽(ひ)き出し形の木箱には旬の食材を使った和菓子や特製の和洋折衷スイーツ、箱根寄木細工の器には繊細な味わいの和をテーマにした軽食(セイボリー)が用意されているということです。
提供時間は11時30分~13時です。
アフタヌーンティーと言えばイギリス式の洋菓子や軽食を食べるお茶会をイメージしますが、富士屋ホテルで提供されるアフタヌーンティーは和のものが中心です。
一味変わった「和のヌン活」もたまには良さそうですね。
予約・問合せ TEL :0460-82-2211(予約担当 9:00~20:00)