潮干狩りや食卓でおなじみの「アサリ」。その殻をパカッと開けたとき、中に小さなカニがひっそりと隠れているのを見つけたことはありませんか? あの、なんとも言えない「当たり」を引いたような感覚を、まさかの形で商品化した水族館があります。
それが、静岡県沼津市にある「あわしまマリンパーク」で、同館が発売したマスコットポーチ『あさりとぴんの』(1190円)が、いまSNSで大きな話題を呼んでいます。
【新商品情報📣】
元油壷マリンパーク館長 中井さん監修
『あさりとぴんの』が新発売デス🦪🦀
1つ:¥1190円(税込)ぜひ!いつも貝の中に隠れているピンノちゃんを、カバンに付けて連れ歩いて下さい👀🦀#ピンノ #アサリ pic.twitter.com/GhrdsgUxT5
— しまたろう【あわしまマリンパーク公式】 (@A_shimatarou) January 3, 2026
まさかの「ピンノ」が主役!
この商品のモデルは、アサリなどの二枚貝に共生(寄生)するカニの仲間「ピンノ(カクレガニ)」。 普段は貝の中に隠れている彼らを、カバンに付けて連れ歩けるようにしたこのポーチに対し、SNSでは「なんてセンスがいいんだ」「欲しすぎる」と、公開直後から大きな反響が寄せられました。
あわしまマリンパーク営業企画課の水澤健さんにお話を伺ったところ、「まさかこんなに反響があると思わず、びっくりしています」と驚きを隠せない様子。

仕掛け人は、伝説の「元館長」
なぜ、これほどまでにマニアックで愛らしい商品が生まれたのでしょうか。その裏には、ある「レジェンド」の存在がありました。
監修を務めたのは、2021年に惜しまれつつ閉館した油壺マリンパーク(神奈川県三浦市)の元館長・中井さん。現在はあわしまマリンパークで運営をサポートされています。
水澤さん:「実はこの商品、中井さんの考案なんです。中井さんの奥さまが商品開発に携わるお仕事をされており、そのご縁もあって今回の形になりました。さすが元館長、生き物への目の付け所が違いますよね」

背景には美しい富士山が!!
またこのピンノですが、水澤さんによれば地域によっては「幸運の象徴」や「縁起物」と捉えられているそうです。
水澤さん:「そういったものを身に着けてほしい、という中井元館長の思いもあります」
素敵なお話ですね。ぜひ身に着けたい!
いつでもピンノを連れ歩こう
水澤さん:「ポーチにはチェーンも付いていますので、ぜひ、いつも貝の中に隠れているピンノちゃんを、カバンに付けて連れ歩いてください」
水族館のプロによる深い愛と、家族の絆から生まれた『あさりとぴんの』。 手に取った瞬間、アサリのお味噌汁を飲むときのような、あの小さくて幸せな驚きを感じられるかもしれません。
ライターコメント
静岡は筆者が駆け出しの記者として赴任した地で、このあわしまマリンパークにも何度も取材でお邪魔しました。海の上に浮かぶ島にある、珍しい水族館です。このマスコットポーチ、まだ通販はしていないようなので気になった方はぜひ遊びに行きがてら探してみてくださいね。
<ライタープロフィル>ゆんち
旅、食、釣りが好きな脱力系ライターです。田舎の町が好きで、旅先では温泉に入ったりおいしいものを食べたり、ぼーっと海を眺めたりして過ごしています。長年、取材の傍ら飲んで旅して釣りをして…という日々を過ごしていましたが、2人の子供を出産後、教育や健康、ライフハックにも目覚め、現在は期間限定で禁酒中。「趣味を仕事に!」をモットーに、新商品や旅行、ファッション、グルメなど、気になったことを記事にしていきます。












