「電話恐怖症」という言葉を聞いたことがありますか?
最近、若者の間で「電話を掛けるとき緊張する」「かかってきた電話に出るのが怖い」などといった「電話に対する苦手意識がある」人が増えています。
欧米でも「テレフォビア」と呼ばれ、8割ほどの若者が電話に対して不安を感じているそうです。
症状として、「電話をかける・取るのが怖い」「電話を聞かれるのが怖い」「通話中に頭が真っ白になる」などがあげられます。
インターネットやSNSの普及により、直接電話をする機会が減少した、大事な人の訃報など生死と結びつくような連絡を電話で受け、トラウマになってしまったなどが原因だそうです。
Xでは「仕事中、電話恐怖症でパニックになって苦しかった」「電話が鳴るのめちゃくちゃ怖い」など、電話応対に対する不安や体験談がたくさん投稿されています。
仕事をする上で、電話に出られないことは、仕事の評価を下げてしまう恐れや、電話応対がストレスとなり、出社が困難になることも考えられます。そうならないためにも、自分の症状を正しく理解し、マニュアルを作成をしたり同僚や先輩に助けを求めたりしましょう。
それでも改善しない場合は、専門家に相談してみてください。