2月22日、三連休の中日を迎えた市川市動植物園は、これまでにない熱気に包まれました。園の発表によると、この日の来園者は6,000人を突破。小さな動物園に、多くのパンチくんのファンが集まりました。
「平日での来園」を呼びかけるほどの事態
この記録的な混雑を受け、園側は公式Xを通じて、翌23日に向け「緊急のお知らせとお詫び」を配信。
園によれば、本日22日は午前中に駐車場がすべて満車となり、15時には入園待ち列の最後尾をもって入場制限を実施。多くの来園者が入園を断念せざるを得ない状況となったようです。
園側は「再三のお願いで誠に恐縮ですが、お車でのご来園は極力お控えください」と強く呼びかけるとともに、可能であれば比較的空いている平日での来園を検討してほしいと、異例のメッセージを発信。23日も同様の入場制限が予定されており、混雑状況によっては制限時刻が早まる可能性もあるといいます。
「静かな観覧」がパンチを守る。進む群れへの馴染み
混雑の一方で、ファンが守り続けている「約束」が、パンチくんの平穏を守っています。

「特にサル山周辺は、皆様に観覧マナーを守っていただき感謝申し上げます」(公式Xより)
園は、来園者が掲げられた【観覧10分ルール】や【譲り合い】を徹底したことへ、深い感謝の意を示しました。そして、そのマナーのおかげで、パンチくんにも嬉しい変化が起きているようです。
飼育員さんからは、夕暮れ時のパンチくんの様子について、幸せな報告が届きました。
「皆さんのマナーのおかげで、静かな感じで特にケンカ等はありませんでした。パンチは17時頃、2頭のサルに念入りに毛づくろいされるなど、群れに着実になじんできています」
動画には、仲間に優しく抱っこされ、リラックスするパンチくんの姿が。ファンが静かに見守ることで、パンチくんは安心して、群れの中での自分の居場所を見つけつつあるようです。
2/22(日)のサル山の様子
飼育員「皆さんのマナーのおかげで、静かな感じで特にケンカ等はありませんでした。パンチは17頃、2頭のサルに念入りに毛づくろいされるなど、群れに着実になじんできています」#市川市動植物園#がんばれパンチ pic.twitter.com/EyjV0rpvPv— 市川市動植物園(公式) (@ichikawa_zoo) February 22, 2026
連休最終日、みんなで「優しさ」のバトンを
明日23日は連休の最終日。本日以上の混雑も予想されますが、園側もスタッフを増員して対応するとしています。
パンチくんが仲間に毛づくろいしてもらえるような穏やかな環境を作れるのは、現場のスタッフの方々と、一人ひとりの来園者の「譲り合い」の心。明日も、マナーという名のエールを持って、パンチくんの成長を見守りたいですね。
ライターコメント
6,000人という数字に、パンチくんがどれほど多くの人の心を動かしているかを改めて実感しました。駐車場が満車になり入場制限がかかるという厳しい状況の中でも、園内が「静かでケンカがなかった」というのは、ファンの皆さんのパンチくんへの深い愛があってこそ。仲間に温かく抱っこされるパンチくんの姿に、今日も温かな気持ちになりました。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。












