女優の石橋静河さん(32)がヒロイン・木村珠を演じるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(月~金曜午前8時)。5日放送の第29回では、北海道・札幌で新生活を始めた珠と夫・保(金子大地さん)が、厳しい寒さと過酷な風土の中で生きる知恵を学ぶ姿に加え、珠が得意の針仕事を生かして仕立てや繕い物の仕事を始める展開が描かれました。また、この日の放送では、保を北海道に招いたおじ・正吾(三宅弘城さん)の妻・浪江役で杉田かおるさん(61)が初登場。X(旧Twitter)では、杉田さんの登場に視聴者が沸き立ち、その演技に対し「安心感がある」「声が優しい」などの高評価が続出、「杉田かおる」「浪江さん」というワードが見事にトレンド入りを果たしました。
『ブラッサム』作品概要(※敬称略)
正吾の家に招かれる保と珠
札幌に到着した日の晩、保と珠は正吾の家に招かれ、妻の浪江が用意した夕飯でもてなされます。
正吾と浪江には2人の子供がいましたが、すでに独立していました。正吾の話を聞いて、保は改めて札幌で生きていく決意を固めました。
「頼母子講」への加入を勧める正吾夫妻
一方、浪江は近所の人々に珠を紹介すると話し、夫婦に対し、「頼母子講(たのもしこう)」への加入を勧めました。
正吾は頼母子講について「地域のみんなで少しずつ金を積み立ててな、半年に一度誰かがまとめて受け取る。ここら辺はそうやって、人のつながりで生きているんだ」と解説しました。
何度も繕われた足袋に目を奪われる珠
後片付けをする浪江を手伝っていた珠は、浪江の足袋に目を奪われます。何度も繕われていながら、汚れひとつなく清潔に保たれており、浪江は、汚れては洗い、穴が空けば縫い直し、13年は履き続けていると語りました。
かつては金も物もない土地だったため、身の回りの品々は、破れても大切に使ってきたと明かしました。珠は「まっさらな足袋より、よっぽどええ」と感動し、「右も左も分かりませんが、いろいろ教えてください。どうぞ、よろしくお願いします!」と教えを請いました。
近所に住む主婦を珠に紹介する浪江
保と珠の2人での新生活が始まったものの、春を迎えても札幌の寒さは厳しく、夜になると布団にくるまって寒さをしのいでいました。
保が初出勤を迎えた日、浪江は珠に近所の主婦であるクニ(山本香織さん)とトミ(泉希衣子さん)を紹介しました。クニは魚屋、トミは雑貨屋で、2人は珠を温かく迎え入れました。
仕立て・繕い物の請負を勧める浪江
その日、クニの息子・タケ坊(竹林遼さん)が鮭を携えて珠の家を訪れてきます。クニからの早速の差し入れで、珠はそのお返しとしてタケ坊の破れていた着物を繕ってあげました。
その腕前を目にした浪江は、「みんな忙しいし、手間賃払ってでも頼みた人もいるだろうから。ここ使ってやれば、ご近所さんともよく知り合えるんじゃない?」と、近隣の仕立てや繕い物を請け負ってはどうかと持ちかけます。
珠の裁縫は瞬く間に近所の評判に
元手もかからず、張り紙1枚で始められる仕事です。女学校や実家で裁縫の腕を磨いた珠は、久しぶりに胸の高鳴りを覚え、保の快諾を得て、家の戸に「御仕立、繕ひもの 承ります」と記した半紙を掲げました。
丁寧で早い珠の仕事は瞬く間に評判を呼びます。近所の人々とも打ち解け、北の大地での珠の生活が着実に動き出しました。
SNSでは浪江役の杉田かおるへの高評価が続々
『ブラッサム』の第29回の放送に対し、SNS上では様々な反応が寄せられています。
ライターコメント
杉田かおるさん演じる浪江さんの懐が深く温かい佇まいが本当に素敵でしたね。13年もの間、丁寧に繕われた足袋を見て「まっさらな足袋より、よっぽどええ」と感動する珠の姿には、モノを大切にする精神や人の温もりが詰まっていて胸を打たれました。北の大地で、得意の裁縫を活かして力強く生きていこうとする珠。周囲の人々の優しさに支えられながら、これからどんな出会いとドラマが待っているのでしょうか。今後の展開が楽しみでなりません。
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