日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を巡り、同社がトランプ米政権からの承認獲得を目指し、事業投資額を最大40億ドルの新製鉄所建設を含む140億ドル(約2兆円)規模へ大幅に引き上げる方針を固めたことが明らかになりました。買収に慎重姿勢を示すトランプ大統領の判断(6月5日までの予定)を前に退路を断った巨額提案に対し、SNS上では「東芝の失敗の二の舞になりかねない」「国内の資金が海外に逃げていく」と政治リスクや投資回収の難しさを危ぶむ声(ネガティブ反応)が約7割を占める結果となっています。一方で、「中国勢に対抗するための執念を感じる」「グローバル市場での大きな試練でありチャンス」と果敢な姿勢を評価する声(ポジティブ反応)も約3割上がっています。
SNS上の感情
今回、日本製鉄がUSスチールに対する投資額を大幅に引き上げることが報じられたことについて、SNS上では多くの投稿が行われました。emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「ネガティブ」(約7割)
- 「ポジティブ」(約3割)
主なネガティブな意見(約7割)
「成功するとは思えない」
「日本の富が海外へ逃げていく」
主なポジティブな意見(約3割)
「日鉄にとって非常に大きなメリットのある買収」
「このディールを成功させるという執念を感じる」
まとめ
今回の分析では、日本製鉄がUSスチールに対する投資額を大幅に引き上げることが報じられたことについて、意見が分かれています。多くのユーザーが計画に対して慎重・批判的な見方を示し、中でも政治的な介入リスクや投資回収の困難さを懸念する声が目立ちました。その一方で、日本を代表する企業の米国での事業拡大の機会だけに、その投資計画を支持する声も一定数ありました。
ライターコメント
今回の分析ではネガティブな意見が大半を占めました。とりわけ、米原発大手の米国ウェスチングハウスの買収後、東芝が巨額損失を計上した失敗事例を用いて、今回の投資に慎重な反応を示した投稿が多く見られました。ただ、一方で、積極的な買収策で製鉄事業の寡占化を進める中国企業に対抗していくために「欠かすことのできない買収」などと投資を応援する声もありました。
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