任天堂の公式Xは9日、実写映画「ゼルダの伝説」の全世界の劇場公開日を2027年3月26日から2027年5月7日に変更すると発表しました。制作上の都合としています。
「ゼルダの伝説」シリーズの生みの親であり、任天堂の宮本茂代表取締役フェローはXで「これまでお伝えしていたタイミングよりも、少し遅くなってしまいますが、十分な時間をとって、良いものに仕上げたいと思います。もう少しだけ時間をください」とつづりました。
実写映画「ゼルダの伝説」は2023年11月に制作が発表され、「猿の惑星 キングダム」などを手掛けたウェス・ボール氏が監督を務めることが決まっています。
本作の製作には、宮本氏のほか、映画「スパイダーマン」シリーズなど数々のヒット作を手がけてきたベテランプロデューサーのアビ・アラド氏が参加することになっています。
SNS上の感情
今回、実写映画「ゼルダの伝説」の公開が延期になったニュースを受け、SNSでは日本のみならず海外からの投稿も相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「喜」(約4.5割)
- 「楽」(約2割)
- 「怒」(約2.5割)
- 「哀」(約1割)
主な「喜楽」の声(約6.5割)
「5月7日の方がよっぽどいい。ゴールデンウィーク期間だからそれはそれでラッキーだ」
「どんな映画になるのか、楽しみです!」
「良い作品に仕上げるために十分な時間をとる」
「メトロイドも映画化して欲しいなぁ」
「実写やるの!?初めて知った」
「逆に期待高まる!」
「誤差ですね。待ち遠しいです」
主な「怒哀」の声(約3.5割)
「制作費が集まんなかったのかな?」
「実写より3Dアニメーションの方が良かった気がするんだが…」
「マズったか?」
まとめ
今回の分析では、任天堂が実写映画「ゼルダの伝説」の公開延期を発表したことに対し、「むしろゴールデンウイークの公開となるため、ありがたい」とする声や「待ち遠しい」といったポジティブな受け止めが約6.5割を占めました。一方で、 公開が延期されたことへの落胆の声のほか、映画のクオリティや長い制作期間に対する不安などネガティブな意見も約3.5割ほど見られました。
ライターコメント
「ゼルダの伝説」は1986年に第1作が登場。主人公リンクが敵からお姫さまのゼルダを救うアクションアドベンチャーゲームです。第1作以降もシリーズ化され、世界的な人気を誇る作品です。
今回の実写映画には、任天堂が50%以上を出資し、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントが全世界配給と共同出資を担うとしています。任天堂は2023年に人気ゲームキャラクター、マリオが活躍するアニメ映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を世界各国で公開し、大ヒットを記録しました。ゼルダの実写映画製作に際して任天堂は、「自らが映画の製作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造し、一人でも多くの方にお届けすることを目指す」と説明していました。実写映画の公開は若干延びますが、筆者が子どもの頃から親しんできたゲームなだけにどんな仕上がりになるのか。内容が非常に気になります。