女優の今田美桜さん(28)がヒロイン柳井のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・0)の第104回が21日、放送され、夫の嵩(北村匠海さん)にヤキモチをやくのぶに視聴者からさまざまな反応が寄せられました。
104回の放送では、カフェで打ち合わせ中の嵩をのぶが義弟の辛島健太郎(高橋文哉さん)と待つシーンがありました。テレビドラマの脚本を書くことになった嵩はスタッフと打ち合わせ。その様子をのぶたちが少し離れた席から見ていました。
ホステス3人に取り囲まれる嵩
スタッフが退店し、のぶが嵩のところ行こうとかけたとき、出勤前のホステス3人が勢いよく入ってきて「いらしたわ! まんが教室の先生!」と歓声をあげて嵩を取り囲みました。
グイグイくる女性陣に嵩は尻込み。のぶと健太郎はあ然とし、健太郎は、子供だけではなく女性にモテるのかと驚きました。のぶは「きれいな人たちやね」と急に不機嫌に。「ハッ、たっすいがーのくせに、生意気や」と笑いましたが、表情は完全に引きつっていました。
健太郎は「目が笑っとらんばい。怒っとうやろ?」と声をかけますが、のぶは「怒ってません!」とピシャリ。その勢いに思わず健太郎が「ごめんなさい」と謝りました。
近くでは、ホステスが嵩にサインをせがみ、キャーキャー大騒ぎ。それを見たのぶは「お邪魔みたいやき」と言って店から出て行きました。健太郎は嵩の方を見ていたため、のぶが出ていったことに気づかない様子。しかし、女性陣が嵩に子供の相談をしているのが分かると、健太郎は「なんね、いっちょんモテとらんばい」と呆れ、笑いながら隣を見ると、もうのぶはいませんでした。
健太郎は嵩に駆け寄り、「のぶさん、帰りんしゃった。まずかよ。あれは…そうとう怒っとったばい」と教えました。帰宅し、恐る恐る声をかける嵩。のぶは怒ってないと言いますが、大根を切る包丁の音には、間違いなく怒りが込められていました。その後、2人は嵩の仕事を巡って言い合いになり、のぶは家を出て、妹の朝田蘭子(河合優実さん)の部屋に身を寄せることになりました。
SNS上の感情
第104回の放送で、嵩にヤキモチをやくのぶの姿に対し、多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「ウケる」という声(40%)
「あの狭い長屋で一日中二人でいたらいくらなんでもイライラするだろうよ」
「とうとうアンパン2個が崇の手の袋に入っていた」
「ホステスと ちょっと喋っただけで家出だったら、本当に浮気したらどんなことになるか」
のぶに対する主な「しつこい」という声(25%)
「なんか今日の夫婦喧嘩、のぶの八つ当たりのようにしか見えなかった」
「だいぶ嵩が気の毒だった」
「『たっすいがーのくせに』って見下したいだけ」
「のぶさんは口が達者でちょっとしつこいです」
「のぶは八つ当たり」
のぶに対する主な「怖い」という声(20%)
「大根を切っている音だけでのぶちゃんの怒りが伝わって来て面白さと怖さ」
「包丁がそばにある 夫婦喧嘩は危ない(笑)」
のぶと嵩に対する主な「かわいい」という声(15%)
「蘭子の部屋に豪ちゃんの半纏がある事に先日気づかなかったけど今日はしっかり確認出来て良かった」
「距離置いて、愛が深まり、『アンパンマン』が生まれます」
「嵩の周りには愛がたくさんある」
「アンパンマンは愛の結晶」
まとめ
今回の分析では、嵩にヤキモチをやくのぶの姿に対して、かわいい、面白かったという声がある一方で、のぶの態度がしつこいという批判的な声も一部にありました。
ライターコメント
これまで嵩がのぶにヤキモチをやくようなことはありましたが、逆のパターンは今回が初めてです。のぶがこれまで見せたことのない一面を見せたことに視聴者が続々と反応しており、SNSでは「のぶよ、やきもちなんて若いねー」「やきもちのぶちゃん、かわいい」といった声が相次いで寄せられていました。
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