「ロックの聖地」「フォークの殿堂」として親しまれてきた東京都千代田区の日比谷公園大音楽堂(野音)で28日、老朽化に伴う建て替え工事前の最後のコンサートが開かれました。10月から使用が休止され、しばしの別れとなります。2029年ごろの再開を目指すとしています。
公園内には、リハーサルや本番の音を聞こうと集まったファンの姿もあり、最後の公演を務めたのは、ロックバンド「エレファントカシマシ」でした。
SNS上の反応
日比谷野音が老朽化に伴う建て替えのため10月から使用が休止され、しばしの別れとなることに対して、SNS上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「惜別・寂しさ」の声(40%)
「野音としばしの別れ」
「忘れない。またね」
「音楽の聖地として長きにわたり愛されてきた」
「気持ちの良い風の吹く野音でした」
主な「感謝」の声(35%)
「ありがとうございました」
「日比谷公園大音楽堂、ありがとう」
「たくさん思い出作れました📷💭💓」
主な「思い出の共有」の声(15%)
「何度も好きなアーティストたちのライブに足を運んだ」
「初の野外ワンマンライブとても楽しかった」
「エレカシさんにとって、野音は古くからの〝戦友〟」
主な「建て替えへの期待」の声(10%)
「2029年のリニューアルが楽しみです」
「再開は2029年頃だそう」
「守ってもらいたいモノもある」
まとめ
今回の分析では、日比谷野音が老朽化に伴う建て替えのため10月から使用が休止され、しばしの別れとなることに対して、多くの人が野音での思い出を語ったり、この歴史的な場所への惜別の気持ちを表したりしています。長年「ロックの聖地」「音楽の聖地」として親しまれてきた場所の一時的な閉鎖に対し、感傷的な反応が多く見られました。
ライターコメント
野音は1923年に日本初の本格的な野外音楽堂として開設。ロックバンド「キャロル」の解散公演が行われ、ロックバンド「RCサクセション」や尾崎豊さんらが伝説的なステージを見せてきました。現在の施設は1983年完成の3代目。建て替え工事では防音壁を設置し、バリアフリー化を図るとしています。SNSでは野音の休止と建て替えについて「野音ありがとう そして新しくなった野音に期待してます」「新しい日比谷野音はどんな姿で誕生するだろうか」と新たに生まれ変わる「野音」に期待する声も相次いで寄せられていました。