「現代用語の基礎知識選 2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」の候補30語が5日発表され、「古古古米」「クマ被害」などが入りましたが、2021年のリアル二刀流/ショータイム、2022年の村神様、2023年のアレ(A.R.E)、2024年の50-50など野球に関するワードは入りませんでした。
「古古古米」はコメ価格の高騰を受けて政府が放出した備蓄米の呼び名の一種です。値上がり関連では「物価高」や「トランプ関税」なども候補に入りました。
クマ対策として法改正により、自治体判断で市街地での銃猟が可能となったことを表す「緊急銃猟/クマ被害」や、四季が夏と冬に二極化しているとする「二季」といった環境・気象関連も挙がりました。
この他、米オープンAIが開発した「チャットGPT」の愛称「チャッピー」、男性ボーカルユニットの楽曲歌詞に出てくる「ビジュイイじゃん」などがノミネートされました。
新語・流行語大賞は「現代用語の基礎知識」を発行する自由国民社が主催。今年から特別協賛社がユーキャンからT&D保険グループに変更されました。大賞は12月1日に発表予定です。
SNS上の感情
流行語大賞のノミネート作発表に対し、SNS上ではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この投稿に関するコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「選考基準への疑問・批判」の声(35%)
「意図して弾いてるの絶対あるでしょって思う」
「半分以上分からないし 使ったことも無いんだけど。。。」
「エッホエッホとトランプ関税とチョコミントと物価高とラブブ以外ほとんどの人知らへんだろ」
「この中の3分の2くらいは俺が知らない言葉。どうせその中から大賞が選ばれるんでしょ?」
主な「特定ワードへの言及」の声(30%)
「『おてつたび』と『ほいたらね』って何・・・」
「長袖をくださいって(ダイアン)津田か」
「エッホエッホは コロナ禍の頃、毎日の様にゲーム配信してくれてた 粗品さんが言ってたなぁ💦」
「『チャッピー🐶』は漫画家柴田亜美さんのイメージが強い😳」
主な「大賞予想」の声(15%)
「全国民的に影響があったのは古古古米だけど、勢い的にはミャクミャク(大阪万博関連)かな?」
「個人的にはミャクミャクです😊」
「客観的に見たら『ミャクミャク』が大賞 対抗馬で『オールドメディア』、『古古古米」『オンカジ』、『国宝』あたりはTOP10確定か」
主な「皮肉・揶揄」の声(12%)
「エッホエッホと物価高の同居。それが2025年の解像度!」
「今年は「ふてほどは『不適切な報道』の略」で良いじゃん 2年越しのネタばらしって事で」
「これ(50音順)と注意書きしないと勘違いする人が出てくるぞ」
主な「ノミネート漏れの指摘」の声(8%)
「『負けるという選択肢はない』が入ってないやん!」
「大沢たかお祭りが入ってない…」
「珍しくスポーツ関係がない」
まとめ
今回の分析では、流行語大賞のノミネート作発表に対し、選考基準への疑問や批判が多数占めていることが分かりました。「実際に流行していない」ワードの選出や一時期話題になったワードが候補に上がっていないなどの不満が目立ちます。また、選考委員やスポンサーの思惑を指摘する声も多く見られました。
ライターコメント
筆者は年末になる度、流行語大賞の発表をニュースで知るのですが、毎年のように「え、これ流行ってた?」と疑問に思うものも多々ありました。「えっほえっほ」はネットミーム発祥なので分かりますが、やはり大賞には「古古古米」や「物価高」など生活に直結するワードが選ばれるんでしょうか?気になりますね!












