タレント、タモリさん(79)が4月26日放送のNHK「ブラタモリ」(土曜後7・30)に出演。旅のパートナーを務める広島局の佐藤茉那アナウンサーと三重県松阪市を訪れました。
ひしゃくを持参してお伊勢参りをする旅人が描かれた絵を見たタモリさんが、「こいつはとんでもない強欲なやつ」と指摘すると、専門家は「そうですね、家族全員分なのか…」、番組テロップは「特大サイズ!」と補足しました。
江戸時代、お伊勢参りが身近になったとはいえ、女性や子供たち、奉公人には許されませんでした。そこで夫や親、主人に内証で旅に出る「抜け参り」が流行。抜け参りではお金も持たず着の身着のままで旅立っても困りませんでした。途中の街道沿い、特に伊勢に入ってからは人々から施行があり、参拝者の目印としてひしゃくを持ち歩くことで食べ物や宿のほか、わらじ、傘、風呂などが無料で提供されました。