5月11日に東京・大田区総合体育館で行われたプロボクシングWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで、試合終了直後にペットボトルがリングへ投げ込まれ、解説を務めた元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志さん(45)が激怒するハプニングがありました。
インターネットテレビのABEMAで解説を務めた内山さんは、ユーチューブ「KOチャンネル」で「マジでこんな奴いまだにいるんだ。投げた瞬間、周りの人、何してたんだろう? 取っ捕まればよかったのに。あれはイラっとした」と怒りをあらわにしました。
試合は前王者で挑戦者の井岡一翔選手(36)が王者のフェルナンド・マルティネス選手(33)に0―3で判定負けし、王座復帰はなりませんでした。
ペットボトルがリングに投げ込まれた暴挙に対してSNS上では多くの投稿が行われました。
SNS上の感情
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「怒」(約7.5割)
- 「哀」(約1.5割)
- 「喜楽」(約1.0割)
主な怒哀の声
<怒の声>
「絶対あってはならない行為」
「犯人を特定して今後このような興行には出禁にする必要がある」
<哀の声>
「井岡が初めてと言っていいくらいの良い試合をしたのをぶち壊した罪は重い」
「判定決着というつまらない試合を見せられたら」
まとめ
今回の分析の結果、ペットボトルがリングに投げ込まれた暴挙に対して、全体の約9.0割で「怒哀」の感情が占め、「たとえ1本でも注意しなければいけない」など批判的な反応が多かったことが分かりました。
ライターコメント
プロで過去3度あった再戦は全て勝ってきた井岡選手は昨年7月の試合と同様、マルティネス選手に0―3の判定で完敗しました。初めて同じ相手に2度敗れ、王座返り咲きは果たせませんでした。その怒りをペットボトルに投げ込むことで表現したファンがいたとしたら、到底受け入れることはできません。