部分月食(2023年)

皆既月食だけじゃない! 月の満ち欠けとは、実はこんな現象

By - emogram編集部
エンタメ

テレビのニュースなどで「皆既月食」という言葉が聞こえてくると、なんとなく気になるのではないでしょうか。

そもそも、「月食」とはどんな現象なのでしょうか。

国立天文台のホームページによると「地球の影の中を月が通過することによって、月が暗くなったり、欠けたように見えたりする現象が『月食』です」と説明書きがあります。

月食と聞くと、一般的には「月が見える部分が減る現象じゃない?」と想像する方が多いかと思います。

地球の影には、太陽光がほぼさえぎられた濃い影である「本影」と本影を取り囲む薄い影である「半影」の2種類があり、月がどちらの影に入り込むかによって、月食の呼び方が変わります。

一般的に言う月食は、この2種類のうち、「本影」によるものであり、一部分が欠けたように見えるものを「部分食」、すべてが隠れるように見えるものを「皆既食」と言うのです。

地球上からは1年に何度か月食を見ることが出来ますが、日本全域で見られるのは数年に一度です。

2025年は珍しく2度皆既食を見ることが出来る年で、1度目の3月14日は日本の一部地域でしか見られませんでしたが、残りの1回である9月8日は全国で見ることができる予想となっています。

当日は晴れることを願いながら、夜、空を見上げてみるのも良いかもしれませんね。

Related Article