寄付したいミュージアムを選択可
丸井グループは21日、使うことでミュージアムの応援につながる「ミュージアム エポスカード」の発行を始めたと発表しました。
このカードは、丸井で働く「ミュージアム」好きの一人の社員の発案から誕生したものだそう。
カードデザインによって寄付したいミュージアムを選ぶことが出来、今回の寄付先は「国立美術館」「国立文化財機構」「国立科学博物館」のいずれかで、どの寄付先を選んでもそれぞれ4種類のカードデザインを選ぶことが出来るということです。
「国立美術館」のカードデザインはポール・セザンヌの「大きな花束」など、
「国立文化財機構」のカードデザインは菱川師宣の「見返り美人図」を筆頭に「遮光器土偶」など、
「国立科学博物館」のカードデザインは「フタバスズキリュウ」や「ニホンオオカミ」など。
利用額の0.1%が入会したデザイン先に
カードデザインに自分の好きな作品を選べるだけでなく、クレジットカード新規入会1件につき1000円、利用額の0.1%が選んだカードデザイン先に寄付されるということです。
年会費は無料で、提携ブランドはVisaです。
それぞれの収蔵品にお気に入りの作品がある方も、文化財の保全活動に興味がある方も、新たなクレジットカードを作る選択肢のひとつとなりそうです。
これもまた、新たな形の「推し活」の一環と言えるかもしれませんね。