ワークマンの業績が絶好調です。
8月4日に発表した2026年3月期第1四半期(2025年4月~6月)単体決算は、実質的な売上高を示す営業総収入が前年同期比12.2%増の415億6000万円、本業のもうけを示す営業利益が同28.4%増の90億2800万円となり、大幅な増収増益を達成しました。
猛暑対策の空調ウェアや冷感ウェア、カジュアルウェアといった高機能ながらも低価格で購入できる商品の売れ行きが好調だったことなどが全体収益を押し上げました。
「#ワークマン女子」の屋号変更も理由?
ワークマンでは、店舗を「#ワークマン女子」から「Workman Colors(ワークマンカラーズ)」に改名する動きを2025年1月から順次全国展開しています。
#ワークマン女子は当初こそ成長牽引役を果たしていましたが、リピーター獲得などに苦戦しその後は業績が低迷していました。
屋号を変更し、男性や家族向けの商品も充実させることで、客層を広げたいという狙いが同社にあったと思われます。
SNS上の感情
ワークマンが大幅な増収増益を達成したというニュースを受け、SNS上ではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「実用性重視の支持」に関する声(45%)
「シンプルなデザインに機能性のある素材や仕様で、ユニセックス並みにサイズのバリエーションがあれば、それだけでよかったのにな」
「求めてるのはサイズだけなのに変なもん追加されていらない」
「欲しいのは機能性を減らした、ちょっとだけおしゃれな作業着(不便)ではなくて、男性と同じ機能の、サイズだけ小さく変えたやつ」
「望まれてたのは『ワークマンブランドの女性向けサイズ』であって、『女性向けアレンジされたワークマン』じゃないのよな」
主な「サイズ展開の重要性」に関する声(25%)
「機能的でポケットたくさんあって、安くて丈夫なやつで、XSとかSとかのサイズがあればいいんですよ」
「機能そのままで小さいサイズで作ってくれるだけで良かったのに余計なことするわ必要な事は無くすわで」
「女子向け、サイズだけあればOK ファッションは求めてないw」
主な「デザイン変更への批判」の声(20%)
「機能性と動きやすさが欲しいのに、機能性ほぼ無くしてウエスト絞って動きにくくされた物なんて、ねぇ?」
「わざわざ女性ウケするパステルカラーやひらひらしたものではなく男性向けと同じで女性サイズが欲しいんです」
「元々そういう無骨なものを使うのもオシャレって感覚で女子ウケしたのに、飾り立ててどうするよって話かな」
主な「顧客層の変化」に関する声(10%)
「一般人多くなって職人が車停めれんしレジ待つし、サッと寄れてサッと買えるのが良かったんやん」
「通常ワークマンにおいてもオシャレワークマン衣料が増えて、本来の客層の 3L,4L の在庫が減っちゃったのも問題ありだと思う」
「一時期明らかに流行りに乗っかって来る人達で駐車場満杯で入れなくて行くのしばしやめてました」
まとめ
今回の分析では、ワークマンを利用しているであろう女性の方から多くのコメントが寄せられていました。その中でも一番多かったのは「変に女性向けにアレンジせず、男性向けのデザインのままで女性用のサイズを出してほしい」いう声が多数を占めていました。
ライターコメント
筆者もワークマンのデニムパンツを愛用しています。物持ちがよく、ポケットも多いので愛犬との散歩やバイクに乗って遠出する際などに重宝しています。最近、近所のワークマンも「ワークマンカラーズ」になったので、また覗いてみようと思います。