化粧品会社のイプサは、自分の顔の特徴をより深く理解し、顔立ちや骨格感に似合うメイクを見つけることに寄与する「顔立ち測定」を開発し、3月上旬から順次、同社独自の肌測定器を導入している店舗で採用を開始したと発表しました。
どういう測定を行うものなのでしょうか?
3Dデータ解析のアプリを活用
「顔立ち測定」のツールには、イプサが長年蓄積してきた顔や表情の研究知見とデジタル技術を組み合わせることで開発した顔形状の3次元(3D)データを解析できるアプリを使い、鼻筋・眉下部分の「立体Tゾーン」とフェイスライン・頬骨部分の「立体Vゾーン」の特徴点を測定するとしています。
この測定では、まず、イプサ独自の肌測定器で撮影した顔画像を解析し、顔立ちを9タイプに分類します。さらに、顔の長さや眉、目元、口元個々のパーツごとに解析し、TゾーンとVゾーンから立体感を6タイプに分けるといいます。
これらの結果に基づいて、個性的なパーツや各パーツの特徴などが表示され、立体感の分類結果に応じて、メイクアップのタッチアップガイドを表示するそうです。
分析結果は、自宅でのメイクに活用できるよう、イプサ公式サイトのマイページからも確認することができるとしています。
新しい自分の魅力発見
イプサでは、この新たな測定の導入により「新しい自分の魅力発見と自分に似合うメイクを見つける楽しさを体験しながら、さらなる自分らしさを楽しむことで、生き生きとした日々を過ごすことを提案します」とアピールしています。
自分が改めてどんな顔立ちなのか、導入店舗を訪ねて、測定してみたくなってきますね。