最近なにかと話題の「○○キャンセル界隈」という言葉。みなさんご存じですか?
筆者は「風呂キャンセル界隈」が話題になって世の中に広まったのは知っていたのですが、他にも「外出キャンセル界隈」「ごはんキャンセル界隈」などのいろいろなバージョンがあるそうです。
そんな「○○キャンセル界隈」という言葉が広がりを見せる中、8日には各種SNS上で「残業キャンセル界隈」というワードがトレンド入りしました。
残業キャンセル界隈とは、仕事が残っていても定時になったら帰る人たちのことを指すんだそうです。
そもそも「○○キャンセル界隈」とは
2024年頃にSNSに投稿された「風呂キャンセル」というワードがきっかけで「私も!」と共感を呼び、Z世代を中心に広がったそうです。
○○にはきっかけの投稿にあった「風呂」などが入りますが、「やった方が良い、やらなきゃいけない、とはわかっているがとにかく面倒くさい」という気持ちになるものをキャンセルする(やめる)ことを「○○キャンセル」と言い、「それに共感した人たちが集まった状態」を指して「○○キャンセル界隈」と言うようになったようです。
SNS上の感情
8日にトレンド入りしたワード「残業キャンセル界隈」をめぐり、SNS上ではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に関するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。
主な「賛成」の声(35%)
「良い傾向」
「今までが定時退社キャンセル界隈だっただけ定期」
「残業やらなくて済むならやらないで良いじゃん」
主な「批判」のコメント(30%)
「せめて自分が任された仕事を終わらせてから帰れ。もちろん後片付けも。それを定時までに終わらせるにはどうしたらいいかすら考えない馬鹿多すぎ」
「夢も希望も向上心もない。 貧乏まっしぐら」
「上司に言って仕事の割り振り変えてもらうならわかるけど 何もせず納期無視で黙って帰るのは単なる責任放棄だろ」
主な「中立・分析的」の声(25%)
「定時までに仕事終わってるなら、問題なし」
「これは状況にもよるのでは?締切が明日とあるが・進捗が明日の午前中までに終わり期限が午後までなのか。・任された仕事の期間は十分に取られていたか」
「残業しなくても満足する給料貰えて羨ましい」
主な「言葉遣いへの違和感」の声(10%)
「なんでも界隈付けやがって」
「『残業キャンセル界隈』って、ついに残業しないことにコミュニティ名までついたのか」
まとめ
今回の分析では、多くのコメントが労働環境や労働観の変化を反映しており、適切な業務量と労働時間のバランスについての議論が中心となっていました。
ライターコメント
「ワークライフバランス」という言葉が浸透して一定期間が経った気がしますが、非常に難しい問題だなぁという印象です。みなさんは新しく生まれていくこの言葉に、どんな印象を持ったでしょうか。
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