今、日本で「オードリー」と言えば、お笑い芸人コンビの若林正恭さん(46)と春日俊彰さん(46)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、ある一定以上の年齢の方、さらにはオードリーのラジオリスナーやファンの愛称である「リトルトゥース」のみなさんは、一人の女性を思い浮かべるのではないでしょうか。
その女性とは、もはや伝説である「オードリー・ヘプバーン」
オードリーのコンビ名の由来ともなったオードリー・ヘプバーンさんは1993年に63歳で亡くなった、アカデミー賞・トニー賞、死後にグラミー賞、エミー賞と部門は異なるものの、それぞれで受賞歴がある稀有な俳優です。
名作映画「ローマの休日」の真実の口でのシーンは、彼女のことをよく知らなくても見たことがある方も多いのではないでしょうか。
「ローマの休日」では相手役の職業が「新聞記者」であったために、2人でスクーターに乗ってあちこちへ出かけるシーンもたくさんありました。
この時に使われた「ベスパ」は、「ローマの休日」の公開後に売り上げが伸びて今に至るまで販売が続く人気車種となるなど、いまだ大きな影響力を持っています。
晩年は慈善事業に注力
ジバンシィやラルフローレンのファッションアイコンとしても有名な彼女ですが、1970年からは慈善事業に注力しました。
ユニセフ親善大使として晩年まで世界中を飛び回り、日本にも何度か訪れてその役割を果たしています。
現在でも、オードリーの親善大使としての活躍は、日本ユニセフ協会のホームページなどから知ることができます。
大型連休に彼女の出演映画を見返すもよし、オードリー本人の半生だけでなく、その活動を知ってみるのも良いかもしれませんね。