『VIVANT』で主人公・乃木憂助を演じる堺雅人さん

『VIVANT』最終回前にこれで完璧 シーズン2全13話を完全解説

By - in my heart
エンタメ

社会現象を巻き起こしたTBS系日曜ドラマ『VIVANT』の第2シーズンがいよいよ11月8日(日)に最終回を迎えます。拉致された別班員たちの救出劇から幕を開けたシーズン2は、新庄(竜星涼さん)の偽装死、野崎(阿部寛さん)のシンシーへの極秘潜入、そして乃木(堺雅人さん)とテントの軍事部門「Y2K」、弟・ノコル(二宮和也さん)たちとの共闘など、息もつかせぬ展開の連続でした。さらに、世界のエネルギー覇権を握る核融合技術をめぐり、「バルカの少女」ジャミーンの身体に埋め込まれていたマイクロディスクの存在が判明。物語のすべての謎がジャミーンへと収束していく中、ついに最終決戦の火蓋が切られます。果たして乃木は野崎を救い出し、世界を揺るがすデータとジャミーンを守り抜くことができるのか?裏切りと陰謀が渦巻く極秘諜報戦、その壮大なフィナーレを前に、第11話から第23話までの激動のストーリーを一気に振り返ります。

『VIVANT』シーズン2(第11話〜第23話)振り返り

第11話:別班員同時拉致と「ノアの箱舟」

乃木憂助(堺雅人さん)に緊急招集がかかり、別班メンバー5人が同時拉致された事実が発覚。AIの分析で容疑は逃亡中の新庄(竜星涼さん)に向かいます。野崎(阿部寛さん)と非公式に連携した乃木は、拉致先が「ノアの箱舟」伝説が残るアララト山周辺だと突き止めキプロスへ。そこで逃亡していた元テント幹部のアリ(山中崇さん)を捕らえる急展開の幕開けとなりました。

第12話:長野専務の正体とタイ潜入作戦

アリの口から、新庄がテントのモニターであった裏の顔が明かされます。新庄を追ってタイへ潜入した乃木たちは、新庄がプーケットに潜伏していることを特定し、現地の裏事情に通じる別班の東南アジア統括責任者と接触を試みます。しかし、ホテルの部屋に現れたのはなんと、乃木の上司である丸菱商事の長野専務(小日向文世さん)でした。

第13話:新庄確保と野崎の衝撃的な裏切り

長野専務が別班幹部だと判明し、乃木たちは新庄を確保しますが、新庄は事件への関与を完全に否定。真の黒幕を探る中、野崎が捜査をかく乱して新庄を罠にハメていたことが発覚します。乃木が絶望する裏で、野崎はイスラエルへ渡り謎の人物と不敵な笑みを交わすという、かつての味方の衝撃的な「裏切り」劇が描かれました。

第14話:新庄の「最期」とシンシーの巨大拠点

潔白となった新庄ですが、タイ警察に逮捕され、逃走劇の末に銃弾に倒れて「死亡」。一方、野崎は謎の組織「シンシー」に接触し、50億円の報酬で寝返ります。ゴルバド共和国にある300人規模の巨大地下拠点へと足を踏み入れた野崎。さらに、テントが遺した「孤児院」の情報がシンシー側の強い関心を惹きつけることになります。

第15話:嘘発見器と明かされた野崎の真意

サイバー捜査官・東条(濱田岳さん)の告白やチンギスに託された暗号から、乃木は野崎の真意を探ります。シンシー幹部入りを狙う野崎は「嘘発見器」の過酷な試練へ。その頃、別班司令・櫻井(キムラ緑子さん)の尋問を受けた公安部長の佐野(坂東彌十郎さん)の口から、野崎の裏切りはシンシーへの極秘潜入任務であり、5年前の悲劇が発端であることが明かされます。

第16話:5年前の悲劇とエリシャの謎

佐野の口から、5年前に野崎の部下リュウ・ミンシュエン(堺さん)が捕らえられた悲劇が語られます。さらに、核融合技術の鍵を握る天才科学者エリシャが生存しており、シンシーが秘匿していることが発覚。エリシャの提示した条件と、テントの孤児院の存在が複雑に結びつき始め、物語のスケールが一気に広がりを見せます。

第17話:リュウの尋問と乃木の決意

野崎の暗号を見破ったのは、死んだはずのかつての部下で、二重スパイとなっていたリュウでした。ドラム(富栄ドラムさん)を人質に取られ、野崎は過酷な監禁状態へ。一方、別班の櫻井から拉致された別班員5人の抹殺指令が下されますが、乃木はこれに背き、弟・ノコル(二宮和也さん)に接触して起死回生の奪還作戦へと動き出します。

第18話:Y2Kとの共闘、そして新庄の生還

別班の仲間を救うため、乃木はテントの軍事部門「Y2K」と手を組みます。作戦会議でタイの協力者チョッキー(オーム・タナパックさん)が乃木に激怒する中、乃木の偽装工作によって死を免れ、密かに生き延びていた新庄が姿を現しました。乃木とY2Kは、実物大の模型を使い極秘作戦に向けた訓練を重ねていきました。

第19話:天才科学者の過去と「プリシャ=ジャミーン説」浮上

別班員の救出と並行し、物語の鍵を握る核融合技術の研究者エリシャ・ママドフの過去が明らかに。7年前、テントによって娘プリシャが連れ去られていた事実が判明し、年齢や容姿から「プリシャはジャミーンではないか」という説が急浮上。テントのノゴーン・ベキ(役所広司さん)も絡む複雑な因縁が、ジャミーンの出生の謎へと繋がっていきます。

第20話:決死の救出劇と和田の壮絶な最期

乃木はノコルの協力を得て、ゴルバド共和国での別班員奪還作戦を決行。数々の危機を乗り越えて黒須(松坂桃李さん)らの救出に成功するものの、別班員の和田(平⼭祐介さん)だけは凄惨な拷問の末に息絶えていました。乃木は和田に「日本に帰るぞ」と語りかけ、亡き戦友への誓いとともに帰路につきます。

第21話:検問突破の危機と「儀礼曲」に込めた誇り

空路でゴルバドからの脱出を図る乃木たち。検問で正体が露見し窮地に陥りますが、チンギス(バルサラハガバ・バトボルドさん)の援護で形勢逆転。滑走路でチンギスが敵の離陸阻止を牽制する中、脱出用の飛行機に乗り込んだ乃木の別人格「F」は、機内で別班の儀礼曲を大音量で流します。その勇ましい曲調には、殉職した仲間への敬意と別班の誇りが込められていました。

第22話:リュウの真意とドラムの決死の脱出劇

シンシーの工作員リュウの洗脳下に置かれ、持っている情報をことごとく漏らしてしまう野崎。そんな中、リュウは、監視を遮断して野崎と2人だけで過ごすなど不審な行動を見せます。リュウは、脱走を図ろうとしたドラムの急所は狙わず、腹部だけを撃ち、それにより一命をとりとめたドラムは、駆け付けたチンギスによって無事救出されました。

第23話:ジャミーンの秘密と緊迫のラスト

核融合発電実用化の鍵を握る研究者エリシャと乃木が対面。情報開示の条件であった娘プリシャの生存と、彼女がジャミーンとして日本で保護されている事実をDNA鑑定で証明し、乃木は、エリシャから絶大な信頼を勝ち取りました。しかし直後に、情報ブローカーのタイランが、「シンシー」と結託してまさかの裏切り。リュウは、情報漏洩を防ぐため、その場に居合わせた野崎へ発砲し、緊迫の幕切れとなりました。

『VIVANT』とは

『半沢直樹』や『下町ロケット』シリーズなど数々の大ヒットドラマを手がけてきた福澤克雄監督が原作、演出を務めるオリジナル脚本の連ドラです。

2023年7月期に放送された第1シーズンでは、ロシア、モンゴル、中国などと国境を接する架空の国「バルカ共和国」と日本を主な舞台に、極秘任務を背負った自衛隊の陰の諜報部隊「別班(べっぱん)」や公安警察、そして謎に包まれたテロ組織「テント」による、息を呑む三つ巴の攻防が描かれました。

第2シーズン

第1シーズンから3年ぶりとなる続編・第2シーズンは、前作のラストシーン直後から幕を開けました。ベキとの決着によって一つの物語は終わったように見えましたが、実際には新たな任務はすでに始まっていたのです。別班に再び招集された乃木は、これまで以上に過酷な極秘任務へ身を投じることになりました。

『VIVANT』主な出演者(※敬称略)
キャスト 堺雅⼈ / 阿部寛 / ⼆階堂ふみ / ⻯星涼 / ⼭中崇 / Barslkhagva Batbold / Tsaschikher Khatanzorig / 富栄ドラム / 内野謙太 / 花岡すみれ / 本間さえ / 高山みなみ(声の出演) / 林原めぐみ(声の出演) / 二宮和也 / 井上順 / 林遣都 / 内村遥 / 井上肇 / 市川猿弥 / 市川笑三郎 / 平⼭祐介 / 珠城りょう / ⻄⼭潤 / 宮下今⽇⼦ / Tanapak Jongjaiphar / 濱⽥岳 / 坂東彌⼗郎 / ⼩⽇向⽂世 / キムラ緑⼦ / 松坂桃李/役所広司

ライターコメント

シーズン1の謎をすべて伏線回収するかのように、ジャミーンの出生やテントの真実が核融合技術と結びついていく見事な脚本に、毎週テレビの前で鳥肌が立ちっぱなしでした。特に、殉職した和田に敬意を表して流された「別班の儀礼曲」のシーンや、敵か味方か全く読めないリュウと野崎の密室でのやり取りなど、考察の余地を残しながらも胸を熱くさせる演出はさすがの日曜劇場でした。最終回では、様々な伏線がどう回収され、物語がどのような形でフィナーレを迎えていくのでしょうか。テレビの前でその時を待ちたいと思います。

関連記事

『VIVANT』シーズン2前半戦を振り返り 第11〜第18話の伏線・衝撃展開を総整理

『VIVANT』を忘れた人もこれで完璧、シーズン1全10話を完全解説

Google検索で「emogram」を優先表示 ワンクリックで簡単登録

PAGE
TOP